
訪日観光客向けオリジナルグッズの作り方・発注ガイド
最終更新日:2025.06.03
近年、訪日外国人観光客(インバウンド)の回復とともに、日本文化に触れられる「お土産」や「グッズ」への需要が再び高まっています。特にアジア圏を中心とした観光客からは、“日本らしさ”を感じられるアイテムへの関心が高く、SNSでの拡散や口コミから購入が広がるケースも珍しくありません。
このような状況下で、企業・団体が自社のブランディングや地域振興の一環として「インバウンド向けオリジナルグッズ」を制作する動きが活発化しています。しかも最近では、小ロットからでも制作が可能となり、イベントやプロモーションにも活用しやすくなっているのが大きな特徴です。
この記事では、「インバウンドグッズ制作」や「外国人向けお土産を作成したい」といったニーズを持つ法人・団体の皆さまに向けて、具体的な作り方・デザインのポイント・発注の流れまでをわかりやすく解説します。
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インバウンドグッズとは?訪日観光客にウケるオリジナル商品例を紹介

「インバウンドグッズ」とは、訪日外国人観光客をターゲットにした土産品やノベルティ商品を指します。単なる販促品ではなく、"日本らしさ"や"思い出に残る体験"を形にしたグッズが好まれます。
外国人に人気のお土産カテゴリ
実際に人気が高いカテゴリはこちらです。
• 和風雑貨(扇子、風呂敷、箸、手ぬぐい)
• 食文化アイテム(抹茶セット、だしパック、和菓子モチーフグッズ)
• ご当地キャラクターグッズ(地域限定のゆるキャラや動物モチーフ)
• 浮世絵・漢字・富士山などをモチーフにしたデザイン
いずれも、「日本文化を象徴するビジュアル」が重要です。特に漢字や浮世絵、桜・富士山などのモチーフは、写真映えもしやすくSNSでの共有も期待できます。
外国人向けお土産の制作ポイント

インバウンド向けにグッズを制作する際、ただ“日本っぽい”だけでは不十分です。文化的背景やターゲットの国ごとの嗜好を踏まえた企画とデザインが求められます。
多言語対応は基本
商品のパッケージや説明書には、英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語のいずれかを併記することで、安心感と購入率の向上につながります。
国別の好みに合わせる
例えば:
・中国:金色や縁起物のモチーフを好む傾向
・欧米:ミニマルで洗練された和風デザインを好む傾向
・東南アジア:カラフルでキャッチーなビジュアルが人気
このように、購入する国ごとに好みが異なるため、ターゲット分析をしっかり行うことが重要です。
ブランドストーリーを添える
グッズに「地域の歴史」や「制作背景」を添えると、思い出深い商品になり、価格以上の価値を感じてもらえます。
小ロットでも作れる!外国人向けオリジナルお土産の発注ガイド

「少量からでも作れるの?」という疑問を持つ方も多いですが、オリジナルグッズドットコムでは小ロット(30個〜)から対応可能です。
小ロット対応が必要な場面
• 観光イベントでのノベルティ
• 宿泊施設限定の記念品
• テストマーケティング用のグッズ制作
商品名 | 最小ロット目安 | 特徴 |
---|---|---|
アクリルキーホルダー | 30個〜 | デザイン自由・単価が安い |
トートバッグ | 50個〜 | 実用性が高く購買意欲を誘いやすい |
缶バッジ | 100個〜 | 記念品やガチャで人気 |
手ぬぐい | 50枚〜 | 和風デザインが活きる |
コスト感と注意点
小ロットでは単価がやや上がるものの、在庫リスクを抑えたトライアルが可能です。納期は3〜4週間が一般的ですが、短納期対応もあるため相談してみましょう。
インバウンドグッズ制作の発注ステップと業者選びのコツ

オリジナルグッズ制作は初めてでも、基本の流れを理解しておけば安心です。
発注の流れ(一般的なパターン)
1. 目的・ターゲットを決定
2. 商品アイテムの選定
3. デザイン作成(または制作会社へ依頼)
4. 見積もり取得・発注
5. サンプル確認(※校正希望の方のみ)
6. 本製作・納品
業者選びのポイント
・小ロット対応しているか
・入稿データに対応しているか
・多言語対応の経験があるか
・インバウンドグッズの実績があるか
オリジナルグッズドットコムでは、これらの条件をすべて満たし、豊富なラインナップと柔軟な対応力で法人のグッズ制作を全面サポートしています。
作って終わりじゃない!インバウンドグッズを売る・届けるための販促戦略

せっかく作ったグッズも、見せ方や販売導線が弱いと効果が出ません。販促アイデアと売れる仕組みづくりもセットで考えることが重要です。
店頭でのアピール方法
・英語・中国語併記のPOPを設置
・"日本文化"を紹介するパネルや展示スペースの設置
・外国人スタッフやインフルエンサーとの連携
SNS・越境ECの活用
・Instagramで「#JapanSouvenir」などのタグを活用
・商品紹介動画をYouTubeにアップ
・越境EC(Amazonグローバル、Shopee、Tmallなど)と連携
小ロットから始めるインバウンドグッズ制作で訪日観光客をファンにしよう
訪日外国人観光客の消費意欲は高く、「思い出に残る日本のお土産」への期待も年々高まっています。インバウンドグッズ制作は、ブランディング・集客・売上向上の三拍子を満たす施策です。
まずは小ロットから手軽に始めて、試験的な販売やプロモーションに活用してみるのがオススメです。そして制作パートナーには、豊富な実績を持つオリジナルグッズドットコムのような信頼できる業者を選びましょう。