オリジナルグッズ制作・販売のやり方と注意点を解説!税金に関係するルールも紹介
最終更新日:2024.10.31
オリジナルグッズの販売を検討しているものの、制作や販売に関するルールや法律を正しくご存知ない方も多いのではないでしょうか?きちんと理解したうえで販売を行わないと、法的な罰則が課されるかもしれません。
そこで今回は、オリジナルグッズを制作・販売する際に押さえておくべき注意点を解説します。売り上げにかかる税金や開業届の要否など、よくある疑問も解決する内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
オリジナルグッズの販売方法
売れるオリジナルグッズをつくるために、次の2点を考慮してみてください。まず、オリジナルグッズの販売にはどのような方法があるのかを確認しておきましょう。オリジナルグッズ販売は、大きく分けて実店舗への出店、もしくはインターネット経由の2通りです。以下では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
イベントやフリマに出店する
オリジナルグッズの最もオーソドックスな販路は、実店舗への出品です。具体例として、自店での販売やイベントへの不定期の出店、委託販売への出品などが挙げられます。オフラインでのオリジナルグッズ販売は、購入者と直接ふれ合える点が大きなメリットです。商品が売れた達成感を肌で実感できます。
しかし、実店舗での販売は、管理にコストと手間がかかるところが難点です。商品運搬や会場設営のほか、釣り銭の準備と各種決済手段の手配なども要します。イベントへの出店や委託販売の場合は、手数料の支払いも必要です。
アプリやECサイトを利用する
最近は、インターネット経由でオリジナルグッズを販売するブランド・ショップもめずらしくありません。一般的に、ECサイト運営やフリマアプリへの出品を利用してオンラインで販売されています。オンライン販売は、SNSと連動させて幅広い人に向けて販売できるため、売上向上が期待できるでしょう。
ただし、フリマアプリやECサイトでのオリジナルグッズ販売には、販売・宣伝に関する一定の知識が必要です。注文を受けた商品の梱包や迅速な発送作業、在庫管理なども行う必要があります。また、インターネットでは口コミが広がりやすいため、評判の拡散効果が見込める一方、悪質なコメントなどへの適切な対処も求められます。
オリジナルグッズを販売する際の5つの注意点
オリジナルグッズ販売を成功させるためには、気をつけるべき重要な5つのポイントがあります。以下でそれぞれ解説していきますので、販売計画の際の参考にしてください。
価格設定
オリジナルグッズは、適切な価格設定が不可欠です。高すぎると売れませんが、逆に安すぎても収益が出ません。トレンドも意識しつつ、需給バランスと相場をチェックしながら適切な価格を設定しましょう。
法律・権利関係
商用のロゴやイラスト、デザイン、セリフなどには「著作権」「商標権」といった権利があります。許可を得ず、勝手に取り入れた商品を販売してはいけません。また「肖像権」により、他人の写真を許可なくデザインに使用することも禁止です。盗用とパロディの判断基準はあいまいではあるものの、無断で販売し不特定多数に公表した場合、権利侵害として罰せられるおそれがあることを理解しておきましょう。
資格・販売許可の必要性
オリジナルグッズのジャンルによっては、該当する資格や営業許可が必要な場合があります。一般的な雑貨やアパレルの販売には資格・許可は不要ですが、食品や健康に関わる商品を取り扱う際には必要な場合がありますので、特に注意してください。
販売にかかる経費
委託や販売用のプラットフォームを利用してオリジナルグッズを販売する際には、手数料がかかる場合があります。また、グッズのパッケージや梱包など、販売にともなう諸経費がかさむと、収益が下がりかねません。販売計画の際には、利益率と併せていくらかけられるのか、検討するようにしましょう。
宣伝方法・内容
効果的に集客・宣伝するため、FacebookやInstagram、X(旧:Twitter)、TikTokなどのSNSを活用しましょう。インターネットでの販売・宣伝は、写真や動画が判断の大きな基準となります。オリジナルグッズの魅力が十分に伝わるよう、背景や写し方に工夫してください。
なお、オリジナルグッズのPRは「景品表示法」により誇大広告による宣伝が禁止されています。ノベルティであっても、規定を超える過大な物品・サービスの提供は違法です。
利益にかかる税金や開業届の要否
オリジナルグッズ販売を行うにあたり、確定申告や開業届がいるのかどうかお悩みの方も多いのではないでしょうか?そこで以下では、それぞれの法的なルールを解説します。
一定以上の収益が出ると確定申告を要する
ショップの経営者以外にも、副業で年間20万円以上の雑収入を得た方には確定申告の義務があります。申告金額によっては、所得税を納税しなければならないためです。なお、雑収入とは、全副収入の売上から必要経費を差し引いた金額を指します。
オリジナルグッズの販売・製造に開業届は必ずしも必要ない
オリジナルグッズの販売に際し、開業届は必須ではありません。今後の展開予定を踏まえて、提出するかどうか決めましょう。開業していると、複式簿記での記帳など経費管理に手間がかかりますが、青色申告の選択による控除が受けられます。確定申告の見込みがあるなら、節税のために開業届を提出するのもひとつの手です。
売れるオリジナルグッズおすすめ3選
売れるオリジナルグッズを制作するためには、商品のニーズやデザインの自由度、実用性などの兼ね合いをみて検討する必要があります。そこでここからは「オリジナルグッズドットコム」で売れ筋の定番アイテム3品を紹介します。多様なデザイン・印刷方法に対応していますので、ぜひ参考にしてください。
オリジナル キャンバストートバッグ(M)ナチュラル
¥291(税込)
キャンバス素材でシンプルなA4サイズのトートバッグです。熱転写もしくはインクジェットによるフルカラー印刷で、多彩な文字・イラストをプリントできます。
オリジナル オーガニックコットンガゼット巾着(S) ナチュラル
¥132(税込)
オーガニックコットン製の巾着ポーチです。単色からフルカラー印刷まで対応しています。単価も安いため、ノベルティ配布用として制作する際にもおすすめのアイテムです。
オリジナル スリムクリアボトル
¥352(税込)
オーソドックスなデザインで使いやすいスリムなボディのクリアボトルです。蓋のカラーは9色から選べます。ボディ側面には単色、蓋にはフルカラーでのプリントが可能です。
まとめ
オリジナルグッズを販売する際は、ニーズやトレンドに応じた適切な価格を設定するほか、権利・法律関係のルールを踏まえたうえで制作しましょう。効果的に宣伝するためには、SNSを利用した商品PRも必要です。何を作るか迷ったときは、売れ筋の定番商品から選ぶとよいでしょう。
「オリジナルグッズドットコム」では、今回の記事で紹介したアイテムのほかにも、豊富な商品を圧倒的な低価格で取り揃えています。オリジナルグッズの作り方やデザインのやり方などのサポートサービスもございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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