ユーザーが本当に買いたいオリジナルグッズとは?250人に聞いた「いいな」と感じるポイント
最終更新日:2026.03.13施設・店舗のオリジナルグッズの制作は、いまや定番の商品企画となりました。とはいえ、オリジナルグッズが多くのユーザーから手にとってもらえるかどうかは別問題。せっかく制作しても、売上がイマイチでは、思うような効果や収益は得られません。
そこで「オリジナルグッズドットコム」では、飲食店・宿泊施設・スーベニアショップ・アパレルショップなどでオリジナルグッズを購入した、もしくは気になったことのあるユーザー250人を対象に、購入動機や上限金額、好みのデザイン・アイテムに関するアンケートを実施しました。
◼︎買いたくなるオリジナルグッズは何か。ユーザーに対してのアンケート調査
- Q1. オリジナルグッズを購入する際、あなたにとって最も大きな購入動機となるものは何ですか?
- Q2.オリジナルグッズを購入する際、購入したいと思う価格の上限はありますか?
- Q3. あなたが最も「買いたい」と感じるオリジナルグッズのデザインタイプはどれですか?
- Q4. あなたがこれまでに購入した、または「買いたい」と感じたオリジナルグッズの商品
- Q5. オリジナルグッズを購入した経験があるお店について、あなたの再訪問意欲に最も近いものをお選びください。
アンケート対象:飲食店や宿泊施設、土産屋、アパレルショップなどでオリジナルグッズを買ったことがある、もしくはいいなと思ったことがあるユーザー250人(学生~社会人)
アンケート実施期間:2025年11月
出典:株式会社トランス
回答結果を基に、ユーザーが本当に「買いたい」と思うグッズを作るポイントを探っていきましょう。
オリジナルグッズ購入を促す3つの動機
まず、飲食店や宿泊施設、土産屋、アパレルショップなどでオリジナルグッズを買ったことがある、もしくはいいなと思ったことがあるユーザーに対して「グッズの購入動機」を尋ねたところ、次のような回答が得られました。
Q.オリジナルグッズを購入する際、あなたにとって最も大きな購入動機となるものは何ですか?
- 実用性が高く、日常生活で役立つから(33.20%)
- そのお店への愛着や関心度(ファン度)が高いから(32.40%)
- デザインが好みで、ファッションやライフスタイルに取り入れやすいから(21.60%)
- 価格が手頃で、記念品として手軽に購入できるから(12.80%)
上記の結果から分かった、オリジナルグッズを購入するにあたって大切なポイントは次の3つです。
- 実用性
- ブランドへの愛着心や関心
- デザイン性
以下で、それぞれの項目の詳細をみていきましょう。
実用性
「売れる」グッズを作りたいときに欠かせないポイントとなるのが「実用性」です。アンケート回答者のうち、オリジナルグッズの購入動機として「実用性が高く、日常生活で役立つから」を挙げた方が最も多いという結果になりました。日常的に使いやすく、何個持っていても困らないアイテムは「つい手に取りたくなる」というユーザーが多いことが伺えます。
ブランドへの愛着心や関心
店舗・施設独自のブランドへの愛着心や関心は、ファンにとって、グッズの種類にかかわらず購入の動機になります。アンケートでは、施設・店舗オリジナルグッズを買ったことのある方のうち、全体の32.40%が購入の理由として「そのお店への愛着や関心度(ファン度)が高いから」ということを挙げました。顧客やファンとの関係性・信頼性を高めることが、結果的に売上アップにつながります。
デザイン性
デザイン性は、グッズの付加価値です。アンケート回答者のうち、21.60%が「デザインが好みで、ファッションやライフスタイルに取り入れやすい」ことが購入につながったと答えました。ユーザーにとって購入動機になるだけではなく、買ったあとの使用感や満足感にもかかわる重要な要素だといえます。普段使いしやすい適度なおしゃれさや、写真映えするビジュアルも大切。ただし、好ましいデザインはターゲット層によって異なるので、綿密にリサーチすることがポイントです。
ユーザーが手に取りやすいオリジナルグッズの価格帯
同アンケート項目で、オリジナルグッズの購入動機を「価格が手頃で、記念品として手軽に購入できるから」と回答したユーザーが12.80%だったことから、価格設定もユーザーの購買意欲を左右する要素の一つであることが分かります。さらに、グッズ購入価格の上限を尋ねたところ、次のような回答が得られました。
Q.オリジナルグッズを購入する際、購入したいと思う価格の上限はありますか?
- ~300円以下(5.20%)
- ~500円(13.60%)
- ~1,000円(34.80%)
- ~2,000円(17.20%)
- ~3,000円(8.40%)
- 特にない・気に入ったアイテムであれば購入する(20.80%)
グッズ購入の上限額として最も多かった価格帯は、上から順に「1,000円以下」「2,000円以下」「500円以下」の3つです。それぞれ詳しくみていきましょう。
第1位:1,000円以下
オリジナルグッズを購入する際、最も手に取りやすい価格だといえるのは「1,000円以下」の商品。アンケート対象の約35%が、購入したいと思う上限額として挙げました。制作費も抑えられる価格帯なので、初めてのグッズ制作や、イベント・キャンペーンとも好相性です。
第2位:2,000円以下
比較的高額な価格帯でも、全体の17.20%が「手に取りやすい」「購入したい」と感じているのが「2,000円以下」のオリジナルグッズ。実用性とデザイン性のバランスが取りやすく、小物雑貨なら高品質や凝ったデザインのグッズも作れる価格設定です。
第3位:500円以下
気軽に手に取ってもらえるオリジナル商品を作りたいなら「500円以下」のグッズがおすすめ。全体の約14%が、この価格帯なら購入したいと思うと回答しました。500円以下だとサイズも小ぶりになる傾向にあることから、ちょっとした記念のほか、ついで買いを促しやすいといえます。
迷ったらコレ!ユーザーが「いいな」と感じるオリジナルグッズ7選
次に、ユーザーに「実際に購入した」「買いたい」グッズのカテゴリについてアンケートを行った結果、以下の回答が得られました。
Q.あなたがこれまでに購入した、または「買いたい」と感じたオリジナルグッズの商品ジャンルはどれですか?
- ファッション・アパレル系(Tシャツ、バッグ、ポーチなど):34.40%
- ドリンクウェア系(タンブラー、マグカップ、ボトルなど):30%
- 文具・雑貨系(文房具、モバイルデバイス、など):21.60%
- 食品・飲料系(お菓子、アルコールなど):6.80%
- デジタル・エンタメ系(スマホケース、キーホルダー、ステッカーなど):7.20%
最も人気だったのは「ファッション・アパレル系(34.40%)」。男女問わず、多くのユーザーが気になる、手に取りたくなるアイテムのようです。続いて人気が高かったカテゴリは「ドリンクウェア系(30%)」と「文具・雑貨系(21.60%)」。やはり、日常的に使えてかさばりにくい小物グッズは根強い人気があります。また、トレンドの「デジタル・エンタメ系(7.20%)」や「食品・飲料系(6.80%)」といったグルメギフトをいいなと感じるユーザーもいました。
ここでは、上記の結果を基に、ユーザーが「いいな」と感じる7種類のグッズを紹介します。
バッグ
メインからサブ、インテリア、収納と日常の幅広いシーンで活躍するバッグ類。どのような業界とも相性がよく、印刷面が広くてデザイン性が高いことから、記念グッズとしての満足度が高いのもポイントです。
ポーチ
ちょっとした記念やお土産にぴったりのポーチ類は、さまざまな施設・店舗で必ずといってよいほど取り扱っているオリジナルグッズの一つ。フォルムやカラーの種類も豊富で、ブランディングを反映しやすいグッズだといえます。中に小物雑貨やアメニティ、お菓子などを入れてセット販売するのもおすすめです。
ドリンクウェア
オフィスから自宅、外出先まで幅広いシーンで活用できるドリンクウェア。エコ意識の高まりから、持ち歩く方も増えているため、オリジナルグッズとして一つは取りそろえておきたいアイテムです。
モバイルグッズ
若い世代を中心とする売れ筋グッズといえばモバイルグッズ。現在の生活必需品であると同時に、災害対策グッズとしても人気です。「いつも一緒」「日常的に持ち歩く」という性質から、トレンドの推し活グッズとしてもよく選ばれています。
ステーショナリー
ステーショナリーは手頃な実用性アイテム。ペンやクリアファイル、付せんなど種類が豊富で、同じカテゴリでもデザイン次第でまったく違った印象になります。企業・店舗・施設にとって低単価で作りやすく、ユーザーにとっても手に取りやすいのも選ばれる理由の一つです。
エンタメグッズ
ご当地グッズや推し活グッズなど、デザイン性を重視したオリジナルグッズ制作の定番といえる、キーホルダーやステッカー、スタンドなどのエンタメグッズ。人気キャラクターとのコラボやタイアップなどとも好相性です。
Tシャツ
シンプルなロゴやイラスト、大胆な柄まで、さまざまなデザインが映えるTシャツ。ユーザーが実際に使用しているシーンをイメージしやすいので、日常に溶け込みやすいグッズとして人気です。お土産や自宅用、施設のユニフォーム・部屋着など、さまざまな用途に使えます。季節商品としてもおすすめです。
購買意欲を刺激するオリジナルグッズを販売する効果
今回のアンケートで、グッズ購入経験のある店舗に抱く感想について尋ねたところ、次のような結果が得られました。
Q.オリジナルグッズを購入した経験があるお店について、あなたの再訪問意欲に最も近いものをお選びください。
- そのお店の近くを通った際には、また立ち寄りたいと強く思う(30.40%)
- そのお店の新作やイベント情報があれば、積極的にチェックしたいと思う(41.20%)
- 友人や家族に、そのお店を勧めたいと思う(12.40%)
- そのお店のファンであり続けたいと思う(9.20%)
- 上記すべてに強くあてはまる(2.40%)
- あてはまるものはない(4.40%)
実際にグッズを購入した多くのユーザーが、販売店舗に対して「情報をチェックしたい」「また立ち寄りたい」「友人や家族に勧めたい」など好意的な感情を抱いていることが分かります。ここでは、上記の結果から見えてきた、オリジナルグッズ制作によって生まれる3つの経済効果について考えていきましょう。
ユーザーの興味・関心や愛着心が培われる
おもしろいオリジナルグッズは、それだけでユーザーの興味や関心を引きます。また、長く手元に残ることで、単純接触効果により、使うほどに愛着心を高めたり、想起を促したりする効果が期待できる点もメリットです。
リピーターやファンが生まれる
ユーザーの好みに合う、高品質なグッズは、施設・店舗への信頼感を高めます。信用が選ばれる理由となり、多くのリピーターやファンが獲得できるでしょう。リピート購入の促進を狙うなら、ステーショナリーやエンタメグッズといった、手に取りやすい低価格の小物雑貨がおすすめです。
新規顧客の開拓につながる
オリジナルグッズが話題になれば、それを見た潜在顧客層の来店・購入のきっかけになります。近年は、SNSによる全世界への情報発信や、キャラクター・アーティスト・インフルエンサーを起用したプロモーションもトレンドです。拡散効果やコラボレート、タイアップによる認知度アップで、新たな顧客層が開拓できるでしょう。
ユーザーが思わず手に取りたくなる魅力的なオリジナルグッズ制作のノウハウ
続いて、ユーザーに「好ましいと思うオリジナルグッズのデザインタイプ」についても尋ねたところ、次の回答が得られました。
Q.あなたが最も「買いたい」と感じるオリジナルグッズのデザインタイプはどれですか?
- お店のロゴやイラストが目立たない、デザイン性の高いもの(30.40%)
- お店のロゴや店名がはっきり入っている、記念品的なもの(31.60%)
- 実用性のみを重視した、デザインがシンプルなもの(25.60%)
- 限定品やレアな付加価値があるもの(12%)
- その他(0.40%)
上記の結果をまとめると、オリジナルグッズ制作の際に押さえておきたいポイントは「ターゲティング」と「希少性」であることが分かります。以下では、2つのポイントの詳細をみていきましょう。
ターゲットの好みやニーズを理解する
オリジナルグッズが売れるかどうかは、明確なターゲティングを基にした戦略設計によって決まるといっても過言ではありません。グッズのデザインの好みは人それぞれです。実際に、アンケートでは「お店のロゴやイラストが目立たないもの」と「お店のロゴや店名がはっきり入っているもの」という、真逆の要素を好むユーザーがほぼ同じ割合でした。したがって、自社のターゲット層の好みやニーズをリサーチすることで、ユーザーがどのようなグッズに購買意欲を刺激されるのかが見えてくるはずです。
また、ターゲティングの際は、性別による好みの違いにも注意しましょう。現代はジェンダーレスの時代なので、あくまでも一つの目安ではありますが、アンケート結果から、男性はメモリアル性の高いものを好む方が多いことが分かりました。対して、女性はデザイン性の高いものを好む層が多い傾向です。
また性別にかかわらず、実用性を重視した、ミニマルなデザインを好む方も少なくありません。ターゲット層のニーズに合うデザインに仕上げ、顧客に「買いたい」と思ってもらえるオリジナルグッズを作りましょう。
希少性を高める
希少性は、オリジナルグッズの付加価値になります。一般的に、人は「手に入りにくいこと」「自分だけ」という概念に、そのグッズの本来以上の価値を感じるからです。今回のアンケートでも、全体の12%のユーザーが「限定品やレアな付加価値があるもの」に最も購買意欲を刺激されると回答しました。
たとえば、人気のキャラクター・アーティスト・インフルエンサーとのコラボグッズや、季節・数量限定など「いまだけ」「ここだけ」という特別感は、ユーザーの購買意欲を刺激します。どのような演出をするか、誰を起用するかなどによって、施設や店舗のブランディングも左右されるので、自社のイメージに合う戦略を考えましょう。
まとめ
今回のアンケートで、オリジナルグッズは単なる「商品」ではなく、自社とユーザーの接点となり、施設・店舗のブランディングや価値を高めるファクターであることが分かりました。効果的なグッズを制作するには、ターゲット層への理解を深め、その層が「買いたい」と感じるような仕掛けを施すことが大切です。ターゲットにとって使いやすいグッズやおしゃれなデザイン、希少性の高いアイテムを制作して、ユーザーの心をつかみましょう。
施設・店舗オリジナルグッズの制作なら「オリジナルグッズドットコム」へ!今回紹介したグッズのほか、豊富な種類・在庫の商品を取りそろえています。小ロットや短納期での発注にも対応。飲食店・レストラン向け、ホテル・旅館向けなど、業界別のイチオシ商品を紹介する特集ページもご用意していますので、ぜひチェックしてみてください。