扇子の代表的なデザインとは？柄の種類・意味から使い方・マナーまでポイントを解説

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扇子の代表的なデザインとは？柄の種類・意味から使い方・マナーまでポイントを解説

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扇子の代表的なデザインとは？柄の種類・意味から使い方・マナーまでポイントを解説

最終更新日：2025.06.03

扇子は、和風でおしゃれな外観と携帯性に優れた実用性の高さから、日本国内にとどまらずインバウンド需要も高いアイテムです。扇子が人気を集める大きな理由の1つとして、バラエティー豊かな和柄が挙げられます。

このような扇子の柄やデザインには、それぞれ意味があることをご存知でしょうか。デザインの好みで選ぶのもよいですが、シーンや目的に合った意味合いの柄を選択できるようになっておくと、これまで以上に効果的に扇子を活用できるでしょう。

このコラムでは、扇子のデザインについて、よくある柄の種類や意味を解説します。扇子の使い方や覚えておきたいマナーといった基礎知識や、おすすめデザインの扇子5選もあわせてご紹介しますので、ぜひご覧ください。

扇子の代表的な柄・デザイン

扇子の柄やデザインには、モチーフ・パターン・無地・絵柄など多彩なバリエーションがありますが、中でも人気が高いのが伝統的な和柄や日本的な見た目のものです。

ここでは、扇子によくある伝統的な柄の代表例と意味、その他人気の高い和風デザインをピックアップしてご紹介します。

伝統的な柄の代表例と込められた意味合い10選

扇子の定番と言えば、古くから使われている伝統的な和柄です。ここでは、麻の葉や市松など定番の和柄10種類について、どういう意味があるのかチェックしてみましょう。

麻の葉（あさのは）	・六角形とひし形を組み合わせた麻の葉を図形化した柄・成長が早く丈夫な麻にちなんで、「子どもの成長・健康」を願う意味が込められている
市松（いちまつ）	・2色の四角形が交互に配置された格子柄・なお「市松」とは江戸時代の歌舞伎役者である佐野川市松が由来で、佐野川市松が舞台で市松模様の衣装を着用したことをきっかけにこの柄が流行した・同じパターンがどこまでも続くさまにちなんで、「事業の拡大や発展」「子孫繁栄」「永遠」といった意味がある
亀甲（きっこう）	・亀の甲羅の模様を図案化した正六角形が規則的に配置された柄・長く生きる亀にちなんで、「長寿」の意味合いが込められている
紗綾（さや）	・卍の字を斜めに崩して図案化したものをいくつもつなげた柄・卍は万につながる文字であり、大きな数を意味する文字が多くつながるさまにちなみ、「繫栄」「長寿」「不断長久」といった意味が込められている
七宝（しっぽう）	・円を四方で重ねた図柄・仏教用語の七宝（金・銀・珊瑚など）をイメージしている・円がいくつも連続するさまにちなんで、「縁」「円満」「繫栄」などの意味がある
青海波（せいがいは）	・波をイメージした半円がいくつも連なる柄・穏やかな波が絶え間なく連なるさまにちなみ、「末永く続く幸せ」「平穏」「未来永劫」などの意味が込められている
立涌（たてわく）	・2本の曲線を規則的に配置する柄・雲気（運気）が立ち上るさまを表しており、運気アップを象徴している
蜻蛉（とんぼ）	・その名の通り、昆虫のトンボをモチーフにしたデザイン・トンボの前に進み後退しない生態や、さまざまな虫を易々と捕えるさまにちなんで、「勝利」「五穀豊穣」などの意味がある
波千鳥（なみちどり）	・波模様と鳥のモチーフを組み合わせた図柄・波を世間の波に見立て、世間の荒波を千鳥が越えていくさまにちなみ、目標達成や家内安全、夫婦円満などの意味合いが込められている
瓢箪（ひょうたん）	・植物のヒョウタンをモチーフにした図柄・多くの実をつけるヒョウタンにちなみ、「子孫繁栄」「商売繫盛」「無病息災」などを象徴する図柄

伝統柄の他にも！扇子で人気の和風デザイン

扇子には、前項でご紹介した伝統的な和柄以外にも、人気の高い和風デザインがあります。特に、一目で日本らしさが伝わるデザインは外国人からの需要が高いため、インバウンドにアピールできるオリジナルグッズなどを制作する場合は見逃せません。

ここでは、扇子で人気の高い和風デザインを5パターンご紹介します。

浮世絵	・葛飾北斎の赤富士など日本らしいタッチやモチーフの絵画を取り入れたデザインは、国内外で人気・外国人観光客向けのお土産のほか、高級感があるので記念品やノベルティにも最適
金魚	・金魚のモチーフは、涼しげ、日本らしい、可愛いといったイメージがある・夏限定のオリジナルグッズや可愛らしいイメージのブランドの販促品などに向いている
相撲	・力士、相撲にまつわる場所や小道具などを取り入れたデザインは、ストレートに日本らしさが伝わる・インバウンド需要に応えるオリジナルグッズに最適・躍動感があるので、創立記念や新規事業のキャンペーンなど、勢いを感じさせるイベントのノベルティにも向いている
花火	・夏の風物詩である花火モチーフは、和風デザインの定番・夏限定のオリジナルグッズに最適・華やかな色味などがおしゃれなので、アパレルやコスメブランドの販促品としてもおすすめ
日の丸	・ザ日本とも言える和風デザイン、日の丸はシンプルな図柄ながら印象が強いので、さまざまなシーンで使いやすい・外国人観光客向けのお土産グッズに向いている・余白に寄せ書きをすることもできるので、記念品やお祝いにも最適

これだけは押さえておきたい扇子の基礎知識

扇子には、正しい使い方や注意したいマナーなどがあります。基本を押さえて使いこなすことで、扇子を長く使い続けられるだけでなく、美しいデザインをより一層映えさせることが可能です。

扇子の基礎知識①使い方

扇子には、開き方・閉じ方・持ち方に正しい手順やスタイルがあります。扇子を長持ちさせることにもつながるので、それぞれのポイントを押さえておきましょう。

開き方	①片側の親骨を右手で持ち、もう一方の親骨には左手を添える ②このとき、右手側が上、左手側が下になるようにする ③扇面を触らないように注意しながら、右手側をゆっくりとスライドさせて開く
閉じ方	①片側の親骨の中央辺りを右手で持ち、もう一方の親骨の中央辺りには左手を添える ②このとき、右手側が上、左手側が下になるようにする ③右手側をゆっくりとスライドさせて閉じる
あおぐときの持ち方	【男性】・相手に親指が見えるように要部分を握って持つ
あおぐときの持ち方	【女性】・親thumb は自分側で、相手に手の甲が見えるように要部分を持つ・このとき、握りしめるのではなく親指と4本の指で骨を挟むように持つのがポイント

扇子の基礎知識②マナー

扇子を使うときは、周囲に不快感を与えないように配慮するのがマナーです。具体的には、次のような点に注意すると、小粋に扇子で涼を取ることができます。

・乱暴にあおがず、ゆったりと優しくあおぐ
・周囲のひとに風がいかないよう気を付ける
・胸の下辺りから自分の顔に向けて風を送る

このような配慮をすれば、自分のにおいを周囲に広げたり、他者の目に風が入って嫌な思いをさせたりするリスクを減らせるでしょう。

おすすめのオリジナル扇子5選

デザインや柄のバリエーションが豊かで、多彩なシーンに対応できて独自性も出しやすい扇子は、オリジナルグッズの制作に最適です。日本の伝統を感じさせるアイテムなので、インバウンド需要を取り込むこともできるでしょう。涼感グッズであるため、夏限定のノベルティ・記念品・物販グッズにもおすすめです。

オリジナルグッズドットコムでは、さまざまなデザイン・柄のオリジナル商品を多数お取り扱いしています。ここでは5種類の扇子をご紹介しますので、チェックしてみてください。

オリジナル　唐木中彫　相撲扇子

￥803（税込）

勧進大相撲の浮世絵を扇面にデザインした扇子。日本の伝統的な絵画を取り入れたデザインは外国人観光客に喜ばれるので、インバウンド需要を取り込むためのオリジナルグッズ制作に特におすすめです。扇面にはポリエステル生地、扇骨には竹を採用しています。親骨部分に単色印刷で名入れが可能です。

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【完売】日の丸

￥1,131（税込）

大胆に日の丸をデザインしたシンプルな扇子。白い余白部分が多いので、寄せ書きなどのオリジナルメッセージを書き込んで、心に残る記念品を制作できます。扇面には紙、骨には竹を使用しており、お祝いや記念にふさわしい上質感があります。本体サイズは、書き込みがしやすい大きめの9寸です。また、骨は11本と少なめなので、オリジナルメッセージが見やすいのも嬉しいポイントです。

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オリジナル　親黒染流水扇子　扇子袋セット

￥429（税込）

涼感あふれる流水のデザインが優雅で美しい扇子。涼を感じるデザインなので、夏限定のオリジナルグッズに最適です。扇子袋が付属しており、持ち運び時に傷ませることなく長く使い続けられるのも嬉しいポイント。扇面にはポリエステル生地、扇骨には竹を採用しています。親骨部分に単色印刷で名入れが可能です。

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【完売】オリジナル　黒染扇子　黒小紋　扇子袋セット

￥429（税込）

黒地に白い水飛沫のようなデザインが映えるスタイリッシュな扇子。和風ながらモダンな雰囲気が魅力です。おしゃれで上質感があるデザインなので、お土産グッズ・ノベルティ・記念品などさまざまなシーンに対応できます。扇子袋が付属しており、持ち運び時に傷ませることなく長く使い続けられます。扇面にはポリエステル生地、扇骨には竹を採用しています。親骨部分に単色印刷で名入れが可能です。

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オリジナル　白竹扇子　花火　扇子袋セット

￥429（税込）

深みのあるブルーグレーを基調としたシックな扇子。日本らしさがストレートに伝わる花火のデザインは、外国人観光客からも喜ばれます。扇骨にはライトな色味が涼を感じさせる白竹を、扇面にはポリエステル生地を採用。落ち着いた見た目なので、幅広い層から喜ばれるオリジナルグッズを制作できます。親骨部分に単色印刷で名入れが可能です。

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まとめ：扇子のオリジナルグッズは、多彩なデザインが揃うオリジナルグッズドットコムにおまかせ

柄やデザインがバリエーション豊かである点は、扇子の人気が高い大きな理由の1つです。伝統的な和柄にはそれぞれ意味があるため、目的に合った種類を選ぶと効果的に扇子を活用できます。

オリジナルグッズドットコムでは、名入れをしたオリジナルグッズを制作できる扇子をデザイン豊富に取り揃えています。デザインやアイテム選びなどのご相談も承っておりますので、ぜひ、オリジナルグッズドットコムにおまかせください。

扇子の代表的なデザインとは？柄の種類・意味から使い方・マナーまでポイントを解説