オリジナル名入れタオルの印刷・プリント方法
最終更新日:2025.09.16オリジナル名入れタオルの印刷方法には多岐にわたり、それぞれ特有の仕上がりや特徴があります。 希望するデザインや使用シーンにぴったり合った印刷方法を選ぶことで、理想的なオリジナル名入れタオルが作成できます!しかし、「どの印刷方法が適しているのかわからない」「シルク印刷でこのデザインが可能なのか」といった疑問や不安をもつ方も多いのではないでしょうか。適切な印刷方法は、タオルの素材、複雑さ、カラーのデザイン数など、様々な条件によって決まります。このページでは、タオルに適した印刷方法について、初心者にもわかるように、詳しく解説。印刷方法選びのポイントやメリット・デメリットについても記載しているのでぜひ参考してくださいね。
オリジナル名入れタオルの印刷方法について
オリジナル名入れタオルの印刷・プリント方法の特徴
オリジナル名入れタオルの印刷・プリント方法の比較
| シルク印刷 | 昇華転写印刷 | インクジェット印刷 | 顔料プリント | 染料プリント | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 印刷方法 | ![]() |
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| フルカラー | ||||||
| グラデーション | ||||||
| 発色 | ||||||
| 濃色への印刷 | ||||||
| ナチュラルさ | ||||||
| コスト | 小ロット | |||||
| 大ロット | ||||||
シルク印刷
シルク印刷の特徴
くっきりと広範囲に印刷したいときに最適!
大ロットにおすすめの印刷方法
シルク印刷(シルクスクリーン印刷)はタオルなど布製品、プラスチック、紙など幅広い素材に対応した、もっともポピュラーな単色の印刷方法です。版さえ作れば何枚でも印刷することができ、同じデザインで一定数以上の枚数を擦る場合、1枚あたりのコストを抑えられることができます。
- 大量注文したい!
- 会社ロゴや一色のデザインをはっきりと表現したい
- コストを抑えてオリジナルタオルを作りたい
シルク印刷のポイント
同じデザインでご発注いただく場合、1枚あたりのコストを抑えることができます。
DL、もしくは、PANTONE(C)/DIC/CMYKにて色指定いただけます!
様々なタオル商品のお好きな色にご印刷可能です。
生地に直接印刷するため、自然な風合いでもしなかたちで仕上がります。
シルク印刷の注意点
製作時に版を作る必要があり、加えて複数色を使用する場合は版もそれだけ用意する必要があるため、オーダー枚数が少ないと他の方式に比べて割高になりやすいです。
インクは「塗り」によりどおりの色があっており、デザインデータといっしょに、全て濃度100%になります。同じ色で濃度100%、50%といった階調はできません。
線幅0.5mm以下のもの、抜き書き(網版)1mm以下の部分は、つぶれ・かすれ・消えてしまう可能性があります。
シルク印刷のおすすめ名入れタオル
シルク印刷の制作事例
オリジナル コットンWフェイス ハンドタオル 昇華転写対応 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
シルク1色印刷
表は毛足が短く、逆毛が目立たないシャーリングポリエステルなのでデザインをくっきり鮮やかに表現できます。裏はコットンパイルを使用しているため吸水性があり、持ち歩きにちょうどよいサイズ感はデイリー使いにもぴったりです。フルカラーでの印刷を活かした、アーティストやキャラクターグッズなどエンタメ業界の物販におすすめです。
オリジナル ピクチャースタイル ミニタオル 昇華転写対応 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
シルク1色印刷
表面は細かいフラット織りとなっており、シルク印刷でも細かい線まで綺麗に印刷していただけます。裏面はふわふわのシャーリング素材を使用しており、肌触りも優しいです。高クオリティなフルカラー印刷を生かしたキャラクターグッズやアーティストイベントグッズ、スポーツイベントの販促品としてもぴったりです。
昇華転写印刷
昇華転写印刷の特徴
フルカラーデザインをきれいに再現!
鮮やかな色彩表現も得意な印刷方法!
デザインを転写紙に昇華型インクで印刷し、熱をかけてインクを製品に浸透させる印刷方法です。昇華型インクを使い、インクジェットプリンターで転写紙に反転したデザインを印刷します。その転写紙を商品と貼りあわせて高温で加熱することで、転写紙から商品にインクを染み込ませます。製品自体にインクを浸透させるので、プリント面にインクが乗った質感がなく自然な仕上がりです。
- グラデーションや写真を印刷したい!
- 小ロットで高クオリティに作成したい!
- 生地となじんだ雰囲気が好きな方
昇華転写印刷のポイント
昇華型インクを使い、インクジェットプリンターで転写紙に反転したデザインを印刷します。その転写紙を商品と貼りあわせて高温で加熱することで、転写紙から商品にインクを染み込ませます。
色の濃淡やグラデーションが表現できるので、写真やキャラクター、イラストのフルカラー印刷が美しく仕上がります。
版を必要としない印刷方法のため、多種類、小ロットのグッズ製作にもおすすめです。
昇華転写印刷の注意点
線幅0.3mm以下のもの、抜き幅(隙間)0.5mm以下の部分は、つぶれ・かすれ・消えてしまう可能性があります。
印刷方法の特性上、インクに熱をかけ気化させるため、色の変化やにじみが生じやすいです。詳細に色味の調整を行いたい場合は、校正サンプルの製作をおすすめいたします。
金、銀、蛍光色、特色(PANTONE、DICなど)はプリントできません
熱をかけて印刷をしておりますので、高熱になる環境下でのご使用はお避け下さい。
昇華転写印刷のおすすめオリジナル名入れタオル
昇華転写印刷の制作事例
オリジナル コットンWフェイス ミニタオル 昇華転写対応 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
フルカラー昇華転写
使い心地とデザイン、コットンWフェイス ミニタオル 昇華転写対応。デザインがきれいに再現される昇華転写対応のミニタオルです。表は毛足が短く、逆毛が目立たないシャーリングポリエステルなのでデザインをくっきり表現できます。裏はコットンパイルで、昇華転写してもある程度の厚みが維持され、吸水性も良いので実用性もバッチリです。
オリジナル ピクチャースタイル フェイスタオル 昇華転写対応 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
フルカラー昇華転写
まるで写真のような光沢感と発色が特徴の、ポリエステルを使用したフェイスタオルです。写真やイラストデザインの再現性が高く、よりクオリティにこだわるお客様への提案にもおすすめです。表面は細かいフラット織りとなっており、昇華転写印刷で人物写真など印刷すれば、肌質や髪質もとても美しく印刷ができ、高級感があります。
インクジェット印刷
インクジェット印刷の特徴
フルカラーデザインをきれいに再現!
鮮やかな色彩表現も得意な印刷方法!
インクジェットプリンターで直接製品に印刷します。家庭用のインクジェットプリンターと原理は同じで、CMYKの4色のインクを霧状に噴射します。UV光(紫外線)を照射することにより、製品にインクが定着しているため、鮮やかな色彩表現も得意としています。
- 小ロットで注文したい方
- 鮮やかなデザインをご希望の方
- 生地となじんだ雰囲気が好きな方
インクジェット印刷のポイント
小ロット30個からでも安く作成できます。
製品にインクが定着しているため、鮮やかな色彩表現も得意です。
カットラインや貼付け感が無く、自然な風合いに仕上がります。
インクジェット印刷の注意点
線幅0.3mm以下のもの、抜き幅(隙間)0.5mm以下の部分は、つぶれ・かすれ・消えてしまう可能性があります。
デザインデータの白色部分は生地色がそのまま見える仕上がりとなりますのでご注意ください。
C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色のインクの掛け合わせで印刷するため、特殊なカラーは再現できません。
インクジェット印刷のおすすめ名入れタオル
インクジェット印刷の制作事例
オリジナル プリントしやすいコットンシャーリングハンドタオル ホワイト 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
フルカラーインクジェット
印刷の質にこだわって開発されたプリントしやすいコットンシャーリングハンドタオルが登場!パイルの表面を平らにカットしたシャーリング生地を使用することで、印刷乗りの良さを追求しています。タオルの全面にフルカラー印刷が可能。色鮮やかで濃い発色のプリントができます。アーティストグッズ、キャラクターグッズの販売品として多数実績のある人気商品。裏面は肌触りのいいパイル生地を使用しており使い勝手にもこだわっています。
オリジナル プリントしやすいコットンシャーリングフェイスタオル ホワイト 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
フルカラーインクジェット
輪っか状に織り込まれたパイルの表面を平らにカットしたシャーリング生地を使用したアイテムです。単色印刷からフルカラー印刷まで対応が可能で、特にフルカラー印刷は色鮮やかで濃い発色のプリントができます。
顔料プリント
顔料プリントの特徴
くっきり鮮やかな発色が魅力!
濃色生地にも対応できる万能印刷!
生地の表面に顔料インクを乗せる印刷方法です。
インクが繊維の中に浸透するのではなく、表面に定着するため、発色が良く、デザインがくっきり仕上がるのが特長!
比較的コストも抑えられ、濃色生地にも対応しやすいため、幅広い用途に活用されています。
- 濃色のタオル生地にデザインを載せたい方
- イベント配布用や販促品など、中〜大ロットで検討中の方
- シルク印刷だと対応できない多色デザインを希望される方
顔料プリントのポイント
染料に比べてインクが安価で、工程も少ないため、中〜大ロットの制作に向いています。
紫外線や水に強い顔料インクは、長期間の使用でも色あせしにくく、グッズ作成に最適です。
インクが生地の表面にとどまるため、細い線や文字もシャープに表現できます。
顔料プリントの注意点
機械構造の都合で、縫製部分や端までの印刷が制限される場合があります。
プリント部分は生地表面にインクの膜ができるため、若干ゴワつきが出て吸水性も低下します。
耐久性は高いものの、繰り返しの洗濯や強い摩擦で徐々に劣化する場合があります。
顔料プリントのおすすめ名入れタオル
顔料プリントの制作事例
オリジナル ふちあり手ぬぐい【印刷専用】 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
顔料4色
和風に限らず、デザイン次第でおしゃれなアイテムになる「手ぬぐい」。お渡しした際、一味違った印象を与えてくれる手ぬぐいは、季節のご挨拶などの営業ツールや購入特典ノベルティとして人気が高いアイテムです。こちらは生地に余白を残す内側印刷の仕様となっております。印刷は最大4色まで対応可能ですので、ご希望のデザインに合わせて色数をお選びください。
オリジナル ふちなし手ぬぐい【印刷専用】 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
顔料4色
和風に限らず、デザイン次第でおしゃれなアイテムになる「手ぬぐい」。お渡しした際、一味違った印象を与えてくれる手ぬぐいは、季節のご挨拶などの営業ツールや購入特典ノベルティとして人気が高いアイテムです。こちらは生地の端まで全面に印刷が出来、色数は最大4色まで対応可能となっております。
染料プリント
染料プリントの特徴
肌触りや吸水性を重視したいなら!
柔らかく自然な風合いが特徴!
生地の繊維内部に染料を浸透させる印刷方法です。
柔らかく自然な風合いに仕上がるのが最大の魅力で、粒子が非常に細かいため、しっかりと中まで着色され、色落ちもしにくいのが特長です。
- 発色や色再現性にこだわりたいアーティストグッズやOEM案件
- 柔らかく高品質な仕上がりを求める周年記念や贈答用ギフトに
- 長期間使用される業務用・物販タオルの印刷に
染料プリントのポイント
繊維に染料が浸透するため、プリント後も生地本来のやわらかさが保たれます。
粒子が細かく繊維に深く浸透するため、発色が美しくグラデーション表現にも適しています。
工程上、縫製前の段階で印刷するため、全面印刷に対応しやすいです。
染料プリントの注意点
蒸しや洗いなどの後処理が必要なため、顔料プリントに比べて価格が上がる傾向があります。
複数の工程を経るため、制作期間が伸びやすく、短納期案件には不向きな場合があります。
にじみやすく、シャープな表現が難しい
染料プリントのおすすめ名入れタオル
染料プリントの制作事例
オリジナル シャーリングミニタオル 角丸【印刷専用】 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
染料3色
コットン100%の手触りがうれしいシャーリング生地のミニタオルです。使いやすい60匁の厚み、20cm角のサイズなので持ち運びしやすい為長期間の企業のPRにピッタリのノベルティグッズです。
オリジナル シャーリングミニタオル 角型【印刷専用】 制作事例

社内デザイナー
※画像はイメージです
染料1色
ノベルティの定番として常に人気の20cm角ミニタオル。こちらはコットン100%のタイプで全面にプリント対応が可能な商品なので、中央にロゴワンポイントはもちろんのこと背景色を付けたりモチーフを散らしたようなデザインも表現できます。















シルク印刷
デザインごとに版をおこし、素材にインクを刷り込む印刷方法です。基本的にひとつの版につき対応できるカラーは1色のみ。2〜3色までのデザインで、大ロットでのご注文に適しています。