不織布とは?メリット・デメリットやノベルティ制作におすすめの理由などを解説
最終更新日:2025.01.21
不織布とは、繊維を織らずに作られた布地のことです。一般的な布地は、繊維をよったものを織って作りますが、不織布では織らずに繊維を絡ませてシート状に成形します。原料となる繊維の種類や成形する方法などに応じて、さまざまな特性や機能性を持たせられる不織布は、多彩な用途・シーンで使われている素材です。
低コストで作成できてカラーバリエーションなども豊富な不織布は、ノベルティや包装材にも適しています。印刷が映えやすいため、オリジナルデザインでグッズ類を制作したい場合に最適です。
今回は、不織布の概要・よくある用途・メリット・デメリットといった、有効活用するために押さえておきたいポイントを解説します。後半では、ノベルティ制作や包装用におすすめの不織布を使った商品の具体例もご紹介しますので、参考にしてみてください。
不織布とは?
不織布(ふしょくふ)とは、繊維を織ることなく、絡ませるなどして成形した布地状の素材のことです。一般的な布地は、よりあわせた繊維を織って作られているのに対し、不織布は、「繊維をそのまま絡ませる」「熱や接着剤で結合させる」といった方法で成形されています。
原料となる繊維の種類はバラエティに富んでおり、使用する繊維によって特性や機能性などを変えられるのも不織布の特徴です。
不織布の主な原料
不織布の原料となる繊維には、天然繊維と化学繊維があります。具体的には、主に次のような繊維が不織布の原料です。
原料 | 概要や不織布の用途 | |
---|---|---|
天然繊維 | コットン | ・植物性の原料でふんわりした質感が特徴
・医療用ガーゼなどに使われる |
ウール | ・羊の毛を加工して作る動物性の原料で保温性などがある
・衣類や防音用の素材などに使われる |
|
パルプ | ・木材などの繊維から作る
・衣類、食品や化粧品の外装などに使用 |
|
竹 | ・竹の繊維を抽出したもの
・使い捨てマスクなど |
|
化学繊維 | ポリエステル
(PET) |
・石油を原料とする繊維
・フリースやダウンなどの素材としてお馴染み |
ナイロン | ・石油を原料とする繊維で耐久性が高い
・産業用のフィルターや衣類の芯地など |
|
レーヨン | ・木材を原料とした再生繊維で吸水性に富む
・ウェットティッシュやガーゼ、包帯など |
不織布のよくある用途は?
種類が豊富で比較的コストを抑えて作れる不織布は、さまざまな用途で使用されています。ここでは、その代表例をチェックしておきましょう。
ジャンル | 具体例 |
---|---|
衣料品 | ・衣類の生地
・芯地 ・肩パッド ・中綿 ・下着のパーツ ・スポーツウェア |
生活関連 | ・コーヒーフィルター、ティーバッグ
・キッチンペーパー ・布団カバー、枕カバー ・エコバッグ、ラッピング用材 ・カーテン |
医療・衛生 | ・ガーゼ
・手術着 ・マスク ・おむつ ・ウェットティッシュ |
建築関連 | ・防音材
・地盤改良材 ・遮水シート ・ろ過材 ・安全靴、手袋 |
その他 | ・浄水器、空気清浄機などのフィルター
・車の部材 ・家具の内装材 |
不織布のメリット・デメリット
不織布には、繊維を織るのではなく絡ませて作るという特徴から、メリットとデメリットの両方があります。
メリット | ・コストを抑えられる
・軽い ・加工しやすい |
---|---|
デメリット | ・編んだ布地よりは、やや耐久性が低い |
不織布を使ったアイテムを有効活用するためにも、メリット・デメリットの両面を把握しておきましょう。
不織布のメリット
原料の種類などを問わず、不織布全体に共通する主なメリットは、次の3つです。
・コストを抑えられる
・軽い
・加工しやすい
繊維を編むのではなく絡ませて結合させる不織布は、手間をかけずに大量生産しやすいので、コストを抑えられます。また、繊維を絡ませることで布地に微細なすき間がたくさんできるため、軽量化できるのも利点です。さらに、縦横の伸縮や切断面からのほつれがないため、加工がしやすいというメリットもあります。
不織布のデメリット
不織布は、繊維を編んでいない分、摩耗などへの耐久性はやや低く劣化しやすい傾向にあります。洗濯が必要な使い方や、長い期間繰り返し使い続ける用途には、基本的に不向きであることを覚えておきましょう。
ただし、接着方法や使用する繊維を工夫することで、強度を高めることが可能です。
不織布はオリジナルノベルティ制作の用途におすすめ
不織布を使用したアイテムは、オリジナルノベルティの制作におすすめです。その主な理由は、3つあります。
・ノベルティ制作にかかるコストを抑えられる
・包装で他社に差を付けられる
・名入れが映えやすく効果を高められる
一般的な布地に比べ価格を抑えられる不織布のアイテムを選べば、オリジナルノベルティを制作する際の費用を抑えられます。また、軽くてリーズナブルな不織布は、ラッピング用材としてもおすすめです。ノベルティをオリジナルの不織布巾着で包装して配布すれば、受け取る側の印象や満足度を効率的にアップさせられます。
また、一般的な布地より表面がフラットで印刷映えするため、名入れが美しく仕上がるのも魅力です。アピールしたい内容がストレートに伝わり、配布効果を高められるでしょう。
オリジナルのノベルティ制作におすすめ!不織布を使った商品5選
不織布を使った商品は、名入れしたオリジナルのノベルティグッズ作成に適しています。特に、活用シーンが幅広いトートバッグや、包装にも使える巾着などはおすすめです。カラーバリエーションが豊富なものであれば、企業のカラーやイベントのテーマカラーに合わせられるので、印象に残るオリジナルノベルティを作れます。
ここでは、需要の高い巾着・トートバッグの中から、名入れが映える商品や他社との差別化に役立つアイテム、カラーバリエーション豊富なものなどをピックアップして5種類ご紹介します。
オリジナル 不織布ラッピング巾着(M)
¥66(税込)
口紐をリボンのように結べるデザイン性の高い不織布の巾着です。ノベルティやグッズのラッピングに使うと、ワンランク上の特別感を出すことができます。300mlボトルも収納可能なサイズ感です。表面・裏面の両方にオリジナルの名入れができます。本体色は、使いやすいブラックやナチュラルホワイトを含む4色展開です。
オリジナル 不織布巾着(S)
¥71(税込)
ライトグリーンやパープルなど珍しい色も選べる、豊富な7色展開が魅力の不織布巾着です。企業のカラーやイベントのテーマカラーなどに合わせたノベルティグッズの制作にも適しています。Sサイズは、ポケットサーモボトルも収納できる約W150mm×H200mmの大きさです。印刷範囲が大きめで、単色・フルカラーのどちらでも名入れできます。
オリジナル 不織布ラッピング巾着(S)
¥55(税込)
口紐をリボンのように結べるデザイン性の高い不織布巾着のSサイズです。W150mm×H290mmと縦長の形状なので、ミニボトル・ミラー・コスメなどさまざまなアイテムを収納できます。熱転写印刷・シルク印刷のどちらにも対応しており、イメージ通りの名入れが可能です。本体色は、珍しいフロスティブルーなどを含む4色から選べます。
オリジナル 不織布A4ワイドスクエアトートバッグ
¥104(税込)
A4サイズが余裕をもって収納できるマチ付きのスクエアトート。スッキリとした横型フォルムに、ショルダーにもできる持ち手を組み合わせているため、持ち運びしやすいのが魅力です。展示会・販促イベントなど、資料をお渡しする際のノベルティにも適しています。印刷範囲が大きく、印象に残る名入れが可能です。本体カラーは、バラエティ豊かな10色から選べます。
オリジナル 再生不織布A4フラットトートバッグ
¥88(税込)
環境負荷を軽減できる再生不織布を使用したA4サイズが収納できるフラットタイプのトートバッグ。エコマークを取得しているので、環境への配慮をアピールしたい場合にも最適です。名入れ範囲が大きいので、印象に残るオリジナルデザインのグッズを制作できます。本体色は、人気の高いパステル調の色味を含む7色展開です。
まとめ|不織布のメリットを活かしたノベルティならオリジナルグッズドットコムにおまかせ
不織布とは、織らずに作られた布地のことです。繊維を絡み合わせて成形しているため、リーズナブル・軽い・加工しやすいといった、さまざまなメリットがあります。これらの利点はノベルティを制作する上でもプラスに働くので、有効活用しない手はないでしょう。
オリジナルグッズドットコムでは、不織布のメリットを活かしてノベルティを制作できる、名入れが映えるオリジナルアイテムを豊富に取り揃えています。デザインやアイテム選びなどのご相談も承っておりますので、ぜひ、
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