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レジ横の提案で物販の収益アップ!ポイントや陳列のコツを解説
最終更新日:2025.02.18
レジ脇は、商品を並べておくと「ついで買い」してもらいやすいなどのメリットがあり、物販では外せないスペースです。実際に、スーパーやコンビニなど多くの小売店が、レジ脇やレジ横スペースで商品を販売しています。
とは言え、何らかの商品を無造作に並べていても、購入につながるわけではありません。レジ横での提案に適した商品を、思わず購入したくなるように工夫したディスプレイで陳列することがポイントです。
今回は、レジ横スペースでの商品提案について、メリットや販売する商品選びのポイント、購入につながるディスプレイのアイディアなどを解説します。おすすめの商品カテゴリなども解説しますので、より効率的に物販の成果を出すための参考にしてみてください。
レジ横スペースで物販の提案をするメリット3つ
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レジ横スペースで物販の提案をすると、さまざまなメリットがあります。その代表例が、次の3つです。
・ついで買いで客単価アップ
・「普段は購入しない商品」のPRチャンス
・デッドスペースを収益アップに有効活用
どういうことなのか、レジ横物販のメリットについてもう少し詳しく見ていきましょう。
レジ横物販のメリット① ついで買いで客単価アップ
レジ脇に商品を並べておくと、「ついで買い」してもらいやすい傾向にあります。自然と複数買いしてもらえるので、労せずして客単価を上げられるのが、レジ横物販の強みです。
レジでは会計を済ませるまでに待ち時間があるので、商品が置いてあると、暇を持て余してつい眺めてしまいます。すると、当初は購入するつもりではなかった商品が思わず欲しくなったり、ストックが切れていたかもと心配になったりして、買ってしまうのです。
また、何かを購入するつもりでレジに並んでいる顧客は、購買を決断するまでのハードルが下がっています。ついで買いをしやすい心理状態にあることも、レジ横物販が顧客単価アップに有効である一因です。
レジ横物販のメリット② 「普段は購入しない商品」のPRチャンス
レジ横物販は、顧客に「普段は購入しない商品」をPRするチャンスでもあります。レジでは、ついで買い、言わば衝動買いをしやすい状態なので、先入観なくいつもとは違う商品を試してもらいやすいからです。
また、会計をする待ち時間に、レジ横の商品がきっかけで顧客とコミュニケーションが取れれば、新たなニーズ発掘や顧客との関係構築にもつながります。
レジ横物販のメリット③ デッドスペースを収益アップに有効活用
レジ脇の空きスペースは狭小であるため、物販関係を置かなければデッドスペースになりがちです。そこでレジ横物販に利用することで、空きスペースを有効活用しつつ、収益アップを狙えます。
敢えて狭小なスペースを物販コーナーにすることで、陳列棚などの什器を準備することなく、手持ちのかごやトレーなどを使って手軽に商品を陳列できるのも利点です。
レジ横物販に最適な商品を選ぶためのポイント3つ
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レジ横に並べて「ついで買い」につなげるには、販売する商品の選び方が重要です。気軽に手に取って購入してもらうには、主に次のような視点から商品を選ぶとよいでしょう。
・価格や重さがライトなもの
・新商品や限定商品
・ストックすることの多いもの
上記のようなポイントが物販の収益アップに大切である理由や具体例などを、ご紹介していきます。
価格や重さがライトなもの
レジ横で提案する物販は、低価格かつ小ぶりで軽いものを選ぶのがポイントです。このようなアイテムは、経済的に負担がなく持ち帰る際にも荷物にならないので、気軽に購入を決断できるからです。高額商品やかさばるものは、購入をためらい、そのまま買わない結果になるリスクが高いでしょう。
一例として、ガム・チョコレート・キャンディーといったちょっとしたお菓子や、小物類、キーホルダーのようなグッズ類などがおすすめです。
新商品や限定商品
新商品・限定商品・シーズン独自のアイテム・珍しいアイテムなどは、レジ横物販に向いています。
レジ横に置いてある商品は、日頃買わないようなものでも、手に取ってもらいやすいのが特徴です。一度試してみて欲しいような新商品などは、レジ横に置いておくとよいでしょう。
また、目を引くような限定商品や思わず欲しくなる季節商品なども、レジ横に最適です。名入れをしたエコバッグやマグカップなどのオリジナルグッズも、目につくレジ横に置いておくと、売り上げに貢献できます。
ストックすることの多いもの
日用品など、いくつかストックをしておきたいアイテム類も、レジ横に置いておくと購入してもらいやすくおすすめです。代表例として、電池やごみ袋などが挙げられます。オフィス街であれば、珍しいデザインの付箋やメモなどの文房具類や、疲れに効くサプリなども喜ばれるでしょう。
レジ横の物販で効果的なディスプレイのアイディア
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物販の売り上げは、ディスプレイの仕方によっても左右されます。商品を手に取ってもらうためには、次のようなポイントを押さえておくのがおすすめです。
・目につきやすい
・手に取りやすい
・商品の魅力が明確に伝わる
レジ横の限られたスペースで、上記のようなポイントを押さえてディスプレイするアイディアを、3つご紹介します。なお、商品の魅力をわかりやすく伝えるためには、ディスプレイとあわせて、商品の特徴や一押しポイントを説明したPOPを設置しておくと効果的です。
バスケットやかごに並べる
スペースが広くない場合でも、バスケットやかごであればコンパクトにお客様の目に留まり、気軽に手に取ることができるディスプレイを実現できます。
パッケージがよく見えるようにバスケットやかごに並べれば、商品を目立たせることが可能です。また、商品を1種類だけでなく、同じジャンルの商品を複数並べることで、いくつかまとめ買いをしてもらうこともできるでしょう。
ハンガータイプのラックに並べる
レジ周りにバスケットやかごを置くまとまったスペースがない場合などは、ハンガータイプのラックに並べるのもおすすめです。
何段かあるラックでは、一般的には中央や右端が目に留まりやすい傾向にあるので、特に売りたい商品を重点的に配置するとよいでしょう。
商品に陳列する
商品を陳列用の什器として活用するのも、おすすめのアイディアです。例えば、オリジナルグッズのエコバッグを筒状に丸めてリボンで留め、同じく商品であるオリジナルグッズのマグカップに立てて陳列すると、エコバッグとマグカップの両方をまとめて販促できます。
レジ横で物販の提案をするときの注意点
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レジ横で物販をするときは、次の3点に注意することが大切です。
・レジ横の物販は「強引」に見えないようにする
・商品とレジスタッフの関係をうまく作る
・商品の配置を定期的に変えて新鮮さを保つ
レジ横物販の注意点① レジ横の物販は「強引」に見えないようにする
レジ横物販をうまく活用しても、強引に売り込んでいるように見えると、顧客に不快感を与えてしまう恐れがあります。買うつもりのない商品を勧められると、嫌な気持ちが芽生えることもあるため、あくまでも自然な提案を心掛けましょう。
レジ横物販の注意点② 商品とレジスタッフの関係をうまく作る
レジスタッフが商品の特徴をしっかり理解しておくことも、効果的にレジ横物販を進めるためには欠かせません。何の商品がどこに並べられているかをスタッフ全員が把握しておくと、レジ時に簡単に商品の案内ができるので、売り上げにつながりやすくなります。
レジ横物販の注意点③ 商品の配置を定期的に変えて新鮮さを保つ
レジ横のディスプレイは、定期的に変えることで顧客に新鮮さを感じさせることができます。もしも同じ商品が長期間並び続けていると、顧客は興味を失うことがあるため、販売する商品や配置を定期的に変更することで、新しい提案をすることが可能になります。
レジ横におすすめのカテゴリ5選
レジ横で提案する物販アイテムには、購入する側が「欲しい」と感じるような、実用性が高く、誰にとっても需要の高い定番アイテムがおすすめです。加えて、オリジナルの名入れがあり限定感や特別感を演出しやすいアイテムは、売れ筋商品になりやすいでしょう。
オリジナルグッズドットコムでは、レジ横の物販に最適なアイテムを、多数お取り扱いしています。今回はその中から、ついで買いしてもらいやすいおすすめのカテゴリを5種類ご紹介しますので、参考にしてみてください。
【物販おすすめカテゴリ①】名入れポーチ・ケース
名入れができるポーチやケースは、カード入れ・化粧ポーチ・モバイルグッズの収納や小物の整理など、アイディア次第で幅広い用途に使え、いくつあっても困りません。幅広い層に需要が高く、軽くてコンパクトなので、レジ横でのお取り扱いにおすすめです。
名入れが映えるため、店舗のイメージに合わせたグッズを制作しやすいのも魅力です。ポーチにほかのグッズやお菓子類をパッキングし、福袋として販売してもよいでしょう。
【物販おすすめカテゴリ②】トートバッグ・エコバッグ
環境意識の高まりから持ち歩く人が増えているトートバッグ・エコバッグも、レジ横での販売に適しています。購入したものをそのまま入れることもできるので、会計のタイミングで購入できるのはタイムリーです。
また、色や形状などがバラエティー豊富で名入れも映えるので、顧客のニーズにマッチする「ついで買い」されやすいアイテムが制作できます。
【物販おすすめカテゴリ③】タンブラー
持ち手のないスタイリッシュなデザインで人気の高いタンブラーは、レジ横でも目を引くことができるのでおすすめです。オンタイム・オフタイムの両方で使う機会が多く、需要の高いアイテムなのも魅力です。オリジナルの名入れをして、「ここでしか手に入らない」感じを出しましょう。
【物販おすすめカテゴリ④】マグカップ
「陶器製できちんと感を出す」「ガラス製で季節感を出す」「エコ素材でSDGsへの貢献をPRする」など、素材次第で差別化を図れるマグカップも、レジ横での提案に適しています。名入れ範囲が広いものを選び、オリジナリティを出すことで、顧客の目を引くことができるでしょう。
【物販おすすめカテゴリ⑤】キーホルダー
キーホルダーは、単価が抑えめで小ぶりと、レジ横で気軽に購入されやすい特徴を兼ね備えています。名入れ次第で独自性やおしゃれさを追求できるのも、キーホルダーならではの利点です。コラボアイテムを制作しても、話題性があってよいでしょう。
まとめ|レジ横提案に効く!物販アイテムの仕入れはオリジナルグッズドットコムにおまかせ
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レジ脇のスペースは、ついで買いによる客単価アップを狙える物販に最適なスポットの1つです。ディスプレイや販売する商品の種類を工夫することで、売り上げアップを狙えます。
オリジナルグッズドットコムでは、レジ横での提案に適したオリジナルアイテムを豊富に取り揃えています。デザインやアイテム選びなどのご相談も承っておりますので、物販の仕入先を検討中なら、ぜひ、
オリジナルグッズドットコムにおまかせください。