物販とは?メリット・注意点から始め方・仕入れ方法までポイントを解説

物販とは?メリット・注意点から始め方・仕入れ方法までポイントを解説

最終更新日:2025.02.18

物販とは、何らかの物品(商品)を販売して利益を得ることの総称です。初心者でも比較的始めやすく、新たな顧客や収入源の獲得につながるなどメリットが多いため、副業やビジネスとして取り組む例が増えています。

ただし、物販を軌道に乗せるには、商品の仕入れ方や販売の仕方などについて押さえるべきポイントがあります。無計画に仕入れて販売するだけでは、思うように利益が出ないリスクがある点に注意が必要です。

今回は、物販について、意味・メリットや注意点・始め方・仕入れの方法など、物販を検討するなら押さえるべき基礎知識をまとめて解説します。はじめての物販でも安心して取り組めるおすすめのカテゴリも厳選してご紹介しますので、参考にしてみてください。

物販とは?

物販とは、物品(商品)を販売して利益を得ることです。販売する商品は、自分たちで生産することもあれば、すでにできあがった製品を仕入れる場合もあります。例えば、小物などを安く仕入れて利益を上乗せして売る、オリジナルグッズを制作して販売する、といった行為が物販です。

物販は、販売する商品さえ準備できれば、初心者でも気軽に始められます。そのため、小売業以外の業種でもあわせて物販をしたり、個人が副業として始めたりする例も多いビジネスです。特にネットショップなどオンラインでの物販は、はじめてでも取り組みやすく人気があります。

物販と転売・せどりの違いとは?

物販と似たような言葉に、「転売」や「せどり」があります。

転売とは、小売店や個人などから商品を安く購入し、利益を上乗せして販売する手法です。仕入先が、製造業者ではなく小売している者であることが、転売の特徴と言えるでしょう。転売は、物販の一形態です。

せどりは、同じ業種の業者から商品を仕入れ、別の同業種の業者へ販売する手法を指します。同じ業種の業者間の中継ぎをするという点が特徴のせどりもまた、物販の一種です。

物販に取り組むメリット3つ

物販に取り組むメリット3つ

物販は、小売業以外の業種など、はじめてでも気軽に取り組み成果を出しやすいビジネス形態です。具体的にどのようなメリットがあるのか、主なものを3つご紹介します。

【物販のメリット①】気軽に始めやすい

物販がはじめての場合でも、気軽に取り組みやすいというメリットがあります。物販は、手続き・資格・特別なスキルなどは不要で、販売する商品を仕入れさえすれば始められるからです。ネットショップや別の事業で運用中の店舗などを活用すれば、初期費用が抑えられ、参入ハードルはぐっと下がります。

【物販のメリット②】幅広く顧客を獲得できる

物販は、幅広い顧客にアプローチできるのも利点です。オリジナルグッズなど魅力的な商品を販売することで、物販を集客に使ったり、コミュニケーションを取って信頼関係の構築に使ったりできます。

また、ネットショップを利用すれば、さまざまな層へアプローチできるので、新規の顧客を開拓したい場合にもおすすめです。

【物販のメリット③】安定した収入源を確保できる

物販は、ある程度の認知度や評判を得られれば、継続して購入してもらいやすいのが強みです。軌道に乗せられれば安定した収入源の1つにできるので、副業や企業・個人事業主のリスクマネジメントとしても適しています。

物販の始め方

物販の始め方

物販を始めるには、次の4ステップで準備を進めるとスムーズです。

【ステップ①】仕入先を決める
【ステップ②】販売場所を決める
【ステップ③】トレンドなどを踏まえて販売する商品を準備する
【ステップ④】経費と利益のバランスを考えて価格を決める

各ステップについて、もう少し詳しく説明します。

【ステップ①】仕入先を決める

まずは、物販で販売する商品をどのような方法で準備するか決めましょう。主な仕入れ先の例として、製造メーカー・卸売業者・ネットショップ・海外から輸入などが挙げられます。

物販がはじめてでも使いやすいおすすめの仕入れ方法については、次章で改めて解説しますので、あわせてご覧ください。

【ステップ②】販売場所を決める

次に、販売場所をどこにするかについて考えます。実店舗がある場合は、店舗のどのスペースを物販コーナーにするのか、顧客の動線を踏まえて検討する必要があるでしょう。

実店舗で販売しない場合の販売方法としては、ネットショップへの出品が代表的です。出品できるサービスには、メルカリやBASE・ヤフオク・Amazonなど、さまざまなものがあります。手数料や利用手続きなどを比較して、合うものを選びましょう。

【ステップ③】トレンドなどを踏まえて販売する商品を準備する

季節感やトレンドなどを踏まえて、販売する商品を準備します。例えば、近年の推し活ブームを取り入れて人気の高いアニメやゲームなどとコラボしたオリジナルグッズを制作すれば、収益化に加えて話題づくりやブランディングなどの効果も見込めるでしょう。

【ステップ④】経費と利益のバランスを考えて価格を決める

販売する商品の価格は、物販ビジネスを軌道に乗せる上で重要なポイントです。費用を踏まえて、利益が出るような価格設定にしましょう。ただし、利益を追求するあまり価格が高過ぎると、購入に至らないリスクが高くなるので注意が必要です。類似商品の市場価格を参考にして、適正な価格を見極めることが大切です。

物販でおすすめの仕入れ方法

物販でおすすめの仕入れ方法

物販で販売する商品を準備する方法としては、製造メーカー・卸売業者などの実店舗で仕入れる方法と、オンラインの2種類が代表的です。

実店舗で仕入れる方法

実店舗で仕入れる場合、製造メーカーと直接交渉する方法や、卸売業者を利用する方法が挙げられます。

実店舗では、実際に商品を確認できるので品質を把握できることや、業者との信頼関係を構築すれば優遇してもらえる可能性があることなどが、メリットです。一方で、現地に赴くために時間や費用が必要であったり、1つのメーカー・業者で取り扱う商品の幅が限られているなどのデメリットがあります。

オンラインで仕入れる方法

オンラインで仕入れる場合、仕入サイトやオリジナルグッズ制作サイトなどを利用する方法が代表的です。オンラインの仕入れでは、時間やコストを抑え、都合の良い時間に仕入れができる強みがあります。また、バラエティー豊富な品揃えも、オンラインならではの利点です。

反面、仕入れ前に現物を確認できないので、品質面に不安があるのが弱みです。信頼できるサイトを利用し、リスクを軽減させましょう。

物販に取り組むときの注意点・ポイント

物販に取り組むときの注意点・ポイント

物販を始めてスムーズに軌道に乗せるために、意識しておきたいポイントが3つあります。

・レジ横スペースや壁面などを活用する
・顧客やブランドイメージなどに合わせる
・販促の施策を実施する

レジ横スペースや壁面などを活用する

既存の店舗に物販スペースを設ける場合、レジ横スペースや壁面などを有効利用するのがおすすめです。

顧客やブランドイメージなどに合わせる

物販で取り扱う商品は、既存の顧客や商品、ブランドなどのカラーやイメージに合わせましょう。

販促の施策を実施する

物販を軌道に乗せるには、販促の施策を実施することも欠かせません。

物販におすすめのカテゴリ5選

物販では、購入する側が「欲しい」と感じるアイテムを取り扱うことが、安定した収益化への近道です。実用性があり、誰にとっても需要の高い定番アイテムを選ぶとよいでしょう。加えて、オリジナルデザインが映えて限定感や特別感を演出しやすいアイテムも、売れ筋商品になりやすい傾向にあります。

オリジナルグッズドットコムでは、物販の仕入れに最適なアイテムを多数お取り扱いしています。今回はその中から、はじめてでも挑戦しやすいおすすめのカテゴリを5種類ご紹介しますので、参考にしてみてください。

【物販おすすめカテゴリ①】名入れポーチ・ケース

名入れができるポーチやケースは、年代や性別などを問わず需要が高いため、物販でのお取り扱いにおすすめです。カード入れ・化粧ポーチ・モバイルグッズの収納や小物の整理など、アイディア次第で幅広い用途に使え、いくつあっても困りません。

また、名入れが映えるため、ブランドや企業のイメージなどを反映したグッズを制作しやすいのも魅力です。ポーチをラッピング的に使用したり、福袋を作成したりしても、顧客から喜ばれるでしょう。

名入れポーチ・ケースのアイテム一覧

【物販おすすめカテゴリ②】トートバッグ・エコバッグ

トートバッグ・エコバッグは、色や形状などがバラエティー豊富で、顧客やブランドのニーズにマッチするアイテムが見つかりやすいのが魅力です。最近ではエコバッグを持ち歩く人が増え、需要が高いのも、おすすめの理由です。

さらに、バッグ類は人目に付く機会が多く、名入れしたオリジナルデザインのものであれば、持ち歩いてもらうだけで宣伝効果も期待できます。

トートバッグ・エコバッグのアイテム一覧

【物販おすすめカテゴリ③】タンブラー

オンタイム・オフタイムの両方で使う機会の多いタンブラーは、世代やライフスタイルを問わず需要の高いアイテムです。持ち手のないスタイリッシュなデザインは人気が高く、おしゃれな商品を物販で取り扱いたい場合などにも適しています。オリジナルの名入れをすることで、ブランディング効果なども見込めるでしょう。

保温・保冷性能が高いものや蓋つきのものなど、機能性が高いアイテムがおすすめです。

タンブラーのアイテム一覧

【物販おすすめカテゴリ④】マグカップ

飲み物のほかにスープなどを入れて楽しむこともできるマグカップも、物販で人気が出やすいアイテムです。贈り物や記念品として喜ばれるアイテムでもあります。

陶器製できちんと感を出す、ガラス製で季節感を出す、エコ素材でSDGsへの貢献をPRするなど、素材選びで独自カラーを打ち出せるのも強みです。名入れ範囲が広いものを選びオリジナリティを出すと、他社製品と差別化が図れます。

マグカップのアイテム一覧

【物販おすすめカテゴリ⑤】キーホルダー

カギに付けるほか、バッグのチャームやコレクションアイテムとしても人気が高いキーホルダー。単価が抑えめなので気軽に手に取ってもらいやすいのも、物販商品として魅力です。

名入れ次第でいくらでも独自性やおしゃれさを追求できるのも、キーホルダーならではの利点と言えるでしょう。名入れが映える特性のあるキーホルダーは、コラボアイテムを作りたい場合にも適しています。

キーホルダーのアイテム一覧

まとめ|物販がはじめてでも安心の仕入れなら、オリジナルグッズドットコムにおまかせ!

物販とは、商品を販売するビジネス形態全般のことです。比較的コストをかけずに気軽に始められるので、小売業者だけでなく、さまざまな業種で実施されています。

オリジナルグッズドットコムでは、物販での取り扱いに適したオリジナルアイテムを、豊富に取り揃えています。デザインやアイテム選びなどのご相談も承っておりますので、物販の仕入先を検討中なら、ぜひ、 オリジナルグッズドットコムにおまかせください。

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WRITER 向井 章浩

株式会社トランス イーコマース部 マネージャー

ノベルティ・オリジナルグッズ業界で22年の経験を持ち、その間、売上No.1セールスを何度も達成。
仕入れや企画部門でのキャリアを経てオリジナルグッズドットコムを設立。
豊富な知識と経験から、皆様のグッズ制作に役立つコンテンツをお届けします。

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