バッグに使われる生地・素材10選|おすすめシーンや基本的なポイントを解説

バッグに使われる生地・素材10選|おすすめシーンや基本的なポイントを解説

最終更新日:2024.11.07

バッグに使用される生地・素材はさまざまで、種類によって特徴や向いているシーンなどが異なります。見た目・肌触りだけでなく、使い勝手やお手入れのしやすさなども異なるので、用途や好みに合った生地・素材のバッグを選ぶことが大切です。

自分で利用するために購入する際はもちろん、ノベルティグッズを制作する場合も、生地・素材によって満足度や配布効果に差が出ます。それぞれの特徴を把握し、シーンに合わせたバッグ選びをしたいものです。

今回は、バッグに使われる生地・素材10種類について、特徴や向いている利用シーンなど、押さえておきたいポイントに絞って解説します。ノベルティグッズにおすすめのバッグの具体例も後半でご紹介しますので、ぜひ確認してみてください。

代表的なバッグの素材・生地10選!ポイントを解説

バッグに使用される主な素材・生地を10種類ピックアップして、素材の特徴やメリット・デメリット、向いている利用シーンなどをご紹介します。今回、解説する素材は、下記の通りです。

・リネン
・コットン
・ウール
・シルク
・ナイロン
・ポリエステル(再生素材)
・レーヨン
・合成皮革
・本革
・不織布

リネン(亜麻)

リネンとは、亜麻科のフラックスと呼ばれる植物の繊維から作られた天然素材のことです。しなやかでさらっとした肌触りで、薄手から厚手までさまざまな厚みの生地があります。

耐久性や通気性・速乾性・吸湿性が高いといったメリットがありますが、縮みやすいのがデメリットです。

リネンでできたバッグは、次のようなシーンに適しています。

・春から夏にかけての暖かいシーズン用のバッグ
・普段使いのトートバッグやカジュアルなシーンで使うバッグ
・サコッシュなど、小ぶりのバッグ
・軽いものはエコバッグやサブバッグとしても最適

コットン(綿)

コットンとは、ワタと呼ばれる多年草の種子毛の繊維を原料とした天然素材です。ふんわりとした柔らかで気持ちのよい肌触りで、程よい厚みがあります。キャンバス・デニム・帆布など、織り方によって風合いや厚み、耐久性などが変わるのも特徴です。

コットンには、通気性や吸水性に優れ、水に濡れても傷みにくいといったメリットがあります。一方で、縮んだりシワになったりしやすいのが難点です。また、乾くまでに時間がかかるので、扱いによってはカビが生えやすくなります。

コットンバッグは、以下の通り幅広いシーンで使えるほか、コットン生地はバッグの裏地としてもよく使われます。汎用性の高いコットンバッグは、ノベルティグッズ制作にも最適です。

・エコバッグやサブバッグ、レッスン用のバッグ
・キャンバス生地など厚みのあるものは経年変化を楽しむバッグに適する
・アウトドアやスポーツ用のバッグ
・ノベルティグッズ制作 など

ウール(毛)

ウールは、主に羊毛を原料とした動物性の天然素材のことです。たっぷりと空気を含んだふんわりとした温かみのある肌触りで、程よい厚みがあります。セーターやマフラー、冬の寝具などによく使われる素材です。

ウールのメリットとしては、何といっても保温性と伸縮性の高さが挙げられます。また、型崩れやシワの心配が少ないのも利点です。一方で、毛玉や虫害が発生しやすいといったデメリットがあります。

ウールは、秋から冬にかけてのバッグや、おしゃれなタウンバッグに最適です。

シルク

シルクとは、蚕の繭から取れる繊維を原料とした動物由来の天然素材です。上品な光沢の高級感のある見た目と、なめらかな肌触りが特徴の薄手の生地です。インナーやハンカチなどによく使われています。

保温性が高い、肌への刺激が少ない、吸湿性に優れているなど、多くのメリットがあります。一方で、摩擦に弱く傷がつきやすい、紫外線で変色しやすいといった点には、注意が必要です。

シルクは、お出かけ用のハンドバッグや、ポーチ類、バッグインバッグなどに適しています。

ナイロン

ナイロンとは、主に石油を原料とする合成繊維のことです。ポリエステルに次いで、2番目に多く使用されている合成繊維で、ツルツルとした手触りをしています。薄手の軽い生地で、ストッキングやスポーツウェアなどに採用されることの多い素材です。

ポリエステルよりも伸縮性に富んでおり、摩擦に強く強度もあります。また、軽くてシワになりにくいのも利点です。反面、熱には比較的弱く、経年劣化しやすいというデメリットがあります。

ナイロンは、その軽さを活かせるエコバッグやサブバッグ、巾着などに向いています。

ポリエステル

ポリエステルとは、ナイロンと同じく石油を主な原料とする合成繊維です。PET繊維やPTT繊維など複数の種類があり、種類によって特性などが異なります。衣類やアウトドア用品、傘、インテリア用品など、さまざまな用途で利用される素材です。

型崩れしづらい・熱に強い・速乾性がある・日焼けに強いなど、多くのメリットがあります。お手入れしやすいのも魅力です。一方、静電気が起こりやすい・毛玉ができやすい・燃えやすいといったデメリットもあります。

ポリエステルバッグは丈夫で軽く、印刷の発色もよいので、ノベルティグッズ制作におすすめです。用途も広く、デザイン次第でカジュアルシーンからフォーマルな場面まで対応できます。トートバッグや巾着、ポーチなど、あらゆる形状にマッチするのも強みです。

レーヨン

レーヨンとは、シルクのような光沢と比較的リーズナブルな価格を両立させた人工の繊維です。原料は、木材パルプなど植物由来のものを使っています。衣類や裏地などで利用される機会が多い素材です。

レーヨンは、シルクさながらの高級感ある見た目と手触りが魅力です。また、通気性・吸湿性・発色などがよいといったメリットもあります。ただし、水や酸性の液体に弱く、シワになりやすいのがデメリットです。

デリケートながら発色がよく高級感のあるレーヨンは、お出かけ用のバッグや、おしゃれなポーチなどに向いています。ちょっと上質感のあるアイテムを持ちたい、渡したい、といったシーンに最適です。

合成皮革(PVC・PU)

合成皮革とは、布地にPVC(ポリ塩化ビニル)やPU(ポリウレタン)といった合成樹脂を重ねることで、皮革のような質感を表現した合成素材です。バッグ以外にも靴や衣類、ソファなど、多彩な用途で利用されています。

合成皮革は、本革に比べてリーズナブルで水や汚れに強く、お手入れも簡単なのがメリットです。ただし、経年劣化によるひび割れなどが起こるので、本革よりは寿命が短くなります。

見た目は本革さながらの合成皮革は、フォーマルなシーンで使うバッグやデザイン性の高いバッグに向いています。また、防水性・防汚性の高さを活かせる化粧ポーチなどにも最適です。

本革

本革とは、動物の皮を原料とした天然素材のことです。牛革・豚革・山羊革・ワニ革・トカゲ革など、多彩なバリエーションがあります。バッグ・ベルト・靴・財布や高級万年筆のカバーなど、多数の製品で使われる素材です。

本革は耐久性が高く、使い込むほどに味が出る経年変化を楽しめるといったメリットがあります。革の種類によって、まったく異なる手触りや発色を楽しめるのも、本革ならではの魅力です。デメリットとしては、価格が高いことと水や汚れに弱いことが挙げられます。

本革は、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンに対応可能です。贈り物に特別感を出したいときにも最適な選択肢と言えるでしょう。

不織布

不織布(ふしょくふ)とは、繊維を織るのではなく、絡ませることでシート状に結合させた合成素材です。バッグや巾着のほか、マスク・ウェットティッシュなどにも使用されています。

不織布は、発色がよく、ほつれにくく加工しやすくて通気性や吸水性が高いのが魅力です。また価格がリーズナブルなので、ノベルティグッズ制作にも適しています。デメリットは、織っていないので、一般的な布地よりは耐久性が低く伸縮性がないことです。

不織布は、エコバッグやサブバッグのほか、資料のお渡し用バッグやラッピング用の包材などに適しています。

ノベルティグッズ制作におすすめの生地・素材を使用したバッグ5選

ノベルティグッズを制作するなら、受け取った側が気軽に使えるよう、軽くてお手入れがしやすく普段使いしやすい素材を使ったバッグがおすすめです。今回ご紹介した生地・素材であれば、コットン・ポリエステル・不織布などが適しています。

ここでは、ノベルティグッズ制作に適した素材を使用したおすすめのオリジナルバッグをピックアップして5種類ご紹介しますので、ぜひご確認ください。

オリジナル クルリト デイリーバッグ

¥484(税込)

クルリと巻いて付属のゴムで止めるだけで簡単にコンパクトな手のひらサイズになるポリエステルバッグです。邪魔にならず気軽に持ち歩けるので、エコバッグやサブバッグなどに適しています。丸ごと洗えて、いつでも清潔に使えるのも魅力です。人気のスモーキーカラーを含む9色から選べます。

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オリジナル リフェロ・再生PETマイバッグ

¥184(税込)

環境に配慮した再生PET素材を使用し、軽さと丈夫さを両立させたポリエステルバッグです。幅広の持ち手で持ちやすく、荷物が増えても快適に使えます。たっぷりしたマチで、収納力も抜群です。上品なアースカラーを含む5色から選べます。

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オリジナル クルリト マルシェバッグ(再生コットン)

¥374(税込)

環境に配慮した再生ファブリックを使用したバッグです。コットンとポリエステルの優しく上品な風合いが特徴です。クルリと巻いて付属のゴムで止めるだけで簡単にコンパクトにまとまります。ベージュ・グレーなどシーンを選ばず使いやすい色味を含む4色展開です。

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オリジナル クルリト デイリーバッグ

¥484(税込)

最初に紹介したクルリトデイリーバッグと、まとめるゴムの位置や選べる色味が異なるポリエステルバッグです。丸ごと洗えて簡単に手のひらサイズにできる機能性の高さは同じです。ブラック・レッドなど、ビビッドな色味も含む5色展開。

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オリジナル 不織布BENTOバッグ

¥82(税込)

コンビニのお弁当サイズにも対応できるので重宝するボックス形状の不織布バッグです。単価が低いので、コストを抑えたい場合にも最適です。スタイリッシュなフロスティブルーや、シーンを選ばず使えるブラック・ホワイトを含む5色から選べます。

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生地の特徴を活かしたノベルティグッズ制作ならオリジナルグッズドットコムにおまかせください

バッグに使用される生地・素材は、コットンやポリエステルなど多彩です。素材ごとの特性を踏まえてバッグを選ぶことで、使い勝手がよくなります。ノベルティグッズを制作する場合は、コットン・ポリエステル・不織布などが軽くてお手入れも簡単なのでおすすめです。

オリジナルグッズドットコムでは、ノベルティグッズの制作に適したオリジナルエコバッグを、豊富に取り揃えています。デザインやアイテム選びなどのご相談も承っておりますので、グッズ制作を検討中なら、ぜひ、オリジナルグッズドットコムまでお気軽にお問い合わせください。

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WRITER 向井 章浩

株式会社トランス イーコマース部 マネージャー

ノベルティ・オリジナルグッズ業界で22年の経験を持ち、その間、売上No.1セールスを何度も達成。
仕入れや企画部門でのキャリアを経てオリジナルグッズドットコムを設立。
豊富な知識と経験から、皆様のグッズ制作に役立つコンテンツをお届けします。

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