エコバッグの素材選びを徹底ガイド!生地別の特徴と形の種類一覧
最終更新日:2024.11.05
誰もが一度は耳にしたことがあるトートバッグ。名前は知っていても、実際にどのようなバッグなのか答えられない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、トートバッグの基礎知識と使い方を解説します。多くのブランド・ショップから選ばれるワケやおすすめの素材、選ぶ際のポイントも余すことなくご紹介。オリジナルトートバッグ制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
エコバッグの生地素材におすすめの素材生地
多種多様な素材がある中で、買い物の荷物を入れるエコバッグの素材には、軽さと機能性を兼ね備えたものでなければなりません。とはいえ、おしゃれ感も捨てがたいところ。そこでまずは、エコバッグの生地におすすめの素材と、それぞれの特徴を解説します。
ポリエステル
最もベーシックなエコバッグの素材といえば「ポリエステル」でしょう。ポリエステルとは、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの石油を原料とする合成繊維です。軽量で耐久性もあり、加工・プリントにも適しています。コンパクトに折りたため、シワにもなりにくいので、持ち歩きを前提とするエコバッグに必要な要件を満たした素材だといえます。
ナイロン
一般的なものよりちょっと高級感のあるエコバッグにしたいときによく選ばれる「ナイロン」。プラスチックの一種である「ポリアミド」を原料にした合成繊維です。ポリエステルとよく似た性能を持ちますが、大きな違いはよりしなやかで上品な艶感。また引っ張ったりこすったりしたときの耐久性も高く、少々重い荷物を入れても問題ありません。
コットン
綿花を紡いだ糸から作られる「コットン」は、薄手のトートバッグの制作によく用いられる素材です。サブバッグ・ランチバッグなどとエコバッグを併用したい方や、無難になりがちなエコバッグに個性を出したいおしゃれ重視の方から好まれます。ファッション性だけではなく、丈夫で破れにくく、熱にも強いのもポイント。麻や化繊など、異素材との混紡生地もあり、見た目や質感、機能性のバリエーションが豊富です。
キャンバス
「キャンバス」とは、綿・麻などの糸を縦横の平織りにした素材です。「帆布(はんぷ)」とも呼ばれ、エコバッグだけではなく、トートバッグ全般によく使用されています。最大の特徴はその耐久性。とにかく破れにくく、形状にもよるもののたくさんの荷物が入れられます。買い物の際、通常の荷物を入れるバッグとエコバッグの2つ持ちではなく、大きめサイズのキャンバストートでひとまとめにしている方もいるようです。
デニム
「デニム」とは、インディゴカラーとホワイトの2種類の太い綿糸・麻糸などを、斜文のツイル織り(綾織)にした素材です。コットンに似た性能を持ちますが、特筆すべきは耐久性の高さ。引張・摩擦にただ強いだけではなく、使い込むほど色や質感の味が増していきます。カジュアルでおしゃれな印象になるので、若者世代をメインターゲットとするエコバッグ制作にぴったりの素材です。
メッシュ
「メッシュ」とは、糸を目の荒い網目状に編んだ素材。生地にすると、中身が透けて見えるエコバッグになります。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を原料とするものが多く、非常に軽量で折りたたむとコンパクト。通気性が抜群で食品の結露などで濡れても乾きやすく、お手入れも簡単です。
シャンブリック
シャンブリック ジュート・リネン
ジュート・リネン
天然素材の麻を原料とするジュートやリネンのエコバッグは、コットンやキャンバスより素朴な印象。耐久性や通気性、吸湿・放湿もよく、おしゃれな見た目と実用性を兼ね備えています。ナチュラルで爽やかなイメージのエコバッグになるため、夏季に販売・配布するオリジナルグッズやノベルティの素材におすすめです。
不織布
「不織布」は、ほかの生地のように織るのではなく、化学的な方法で繊維をシート状につなぎ合わせて作られます。「ポーラス構造」という無数の小さな穴の開いた素材で、抜群の通気性と軽さが特徴です。安価な点も不織布のうれしいポイント。ノベルティやバラまき用のグッズ制作のコストが最小限に抑えられます。
ビニール
「ビニール」は、石油由来の素材の一つ。一般的には「PVC(塩化ビニール)」と表示されます。同じプラスチック製である一般的なレジ袋より強度と硬度が高く、簡単には破れたり傷付いたりしません。透明もしくは半透明の素材で、蛍光など鮮やかなカラーリングも可能。トレンドのキッチュなイメージを取り入れたエコバッグが作りたいときにおすすめできる素材です。
サステナブル素材
「サステナブル素材」とは、人や環境に配慮した方法で生産・加工される生地や材料などのことです。具体的には、再生繊維やオーガニックコットン、フェアトレード素材などが挙げられます。実は、おしゃれな風合いで人気のシャンブリックも端材をリサイクルしたサステナブル素材の一つ。エコバッグの生地に取り入れることで、エシカルなイメージがさらに強化できます。
エコバッグの形と種類
エコバッグは、素材だけではなく形や機能も豊富です。さまざまな形がありますが、ここではポピュラーな6つのエコバッグの特徴をみていきましょう。
折りたたみ型
エコバッグで最もスタンダードな折りたたみ型のトートバッグタイプ。手のひらサイズ程度のコンパクトな形で場所を取らないため、日常的な持ち歩きグッズとして活用できます。ポリエステルとよく似た性能を持ちますが、大きな違いはよりしなやかで上品な艶感。また引っ張ったりこすったりしたときの耐久性も高く、少々重い荷物を入れても問題ありません。
デイリーバッグ型
デイリーバッグ型は底マチが広く大容量。くるっと巻いて収納できるものも多く、持ち運びにも便利です。荷物を入れたときのコロンとした形もかわいく、使い勝手とファッション性の両方を満たす万能なタイプだといえます。
マルシェバッグ型
一般的なレジ袋の形であるマルシェバッグ型は、迷ったときはこれを選んでおけば間違いないという安心感があるタイプです。シンプルですが、持ち手の長さ・太さやマチの有無、デザインなどで差別化が図れます。
巾着型
口がシュッと絞れる巾着型は、エコバッグにはあまりない個性的なフォルムです。中身が外から見えたり、落ちたりする心配がありません。荷物が多いときは口を開けたまま使うなど、シーンによって使い分けられます。
レジカゴ型
レジカゴ型とは、買い物中に店内で使うカゴに取り付けられるタイプのエコバッグ。会計後、購入した荷物をエコバッグに入れ直す手間が省けるライフハックアイテムです。
保冷型
保冷型保冷型は、内側に断熱素材が付いたタイプのエコバッグ。温かさを保つ保冷温型のエコバッグもあります。肉・魚などの生鮮食品や、ドリンク類の温度・鮮度が保てる便利グッズです。大小さまざまなサイズがあり、ミニサイズのものはランチバッグとしても使えます。
「オリジナルグッズドットコム」大人気エコバッグ11選
続いては「オリジナルグッズドットコム」で人気の高いエコバッグをご紹介!多彩な形・機能・デザインから選べるので、ぜひチェックしてみてください。
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オリジナル クルリト デイリーバッグ
会員
価格¥¥484(税込)〜
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オリジナル ポリマルシェバッグ
会員
価格¥¥242(税込)〜
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オリジナル 不織布BENTOバッグ
会員
価格¥¥82(税込)〜
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オリジナル クルリト マルシェバッグ(再生コットン)
会員
価格¥¥544(税込)〜
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オリジナル ポータブルリフレクターエコバッグ(フック付き)
会員
価格¥¥206(税込)〜
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オリジナル テントクロス抗菌レジカゴトートバッグ
会員
価格¥¥663(税込)〜
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オリジナル 2WAYサコッシュ&エコバッグ(メッシュポケット付き)
会員
価格¥¥327(税込)〜
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オリジナル ポケットエコバッグ
会員
価格¥¥140(税込)〜
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オリジナル リフェロ・再生PETマイバッグ
会員
価格¥¥184(税込)〜
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オリジナル セルトナ たためるエコバッグ
会員
価格¥¥129(税込)〜
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オリジナル ファインライトポリマルシェバッグ(L)
会員
価格¥¥297(税込)〜
エコバッグと素材にまつわる雑学
ここからは、エコバッグに関するよくある疑問・質問にお答えします。知っているとちょっと役立つ雑学が満載です!
マイバッグが広まったきっかけは?
マイバッグの普及が広まったのは「プラスチック資源循環法」の施行に伴い実施されたレジ袋の有料化がきっかけです。
現代ではSDGsの観点から、廃棄による環境汚染や資源の無駄遣い、海の生態系を破壊する海洋ごみなどが問題視されています。その解決策として「3R(リデュース・リユース・リサイクル)+Renewable(再生可能資源への代替)」に基づき、従来のライフスタイルの変革の一環としてレジ袋が購入制になりました。
レジ袋は多くの場合1枚当たり10円以下ですが、これまで無料でもらえていたモノへお金を払うことに抵抗を感じる方は少なくありません。
そこでスポットライトが当てられたのがエコバッグ。今やエコバッグは生活必需品となり、複数持ちも当たり前の時代となりました。
エコバッグは環境に良い?悪い?
エコバッグを活用することで、プラスチックごみの排出量削減に貢献できます。
しかし、プラスチック製のエコバッグをむやみに大量生産するのはかえって逆効果。エコバッグは長く使うほどより多くの環境効果を発揮するため、繰り返し使ってもらうための工夫が必要です。
素材選びは、エコバッグを格上げする方法の一例。デザインや機能にこだわり、ユーザーが毎日手に取りたくなるようなエコバッグを作りましょう。
まとめ
エコバッグは、素材一つでデザインや実用性がまったく違います。それぞれの特徴を押さえて、エコバッグ制作の目的やニーズにぴったりの素材を選んでくださいね。
「オリジナルグッズドットコム」には、豊富な素材のエコバッグが盛りだくさん!素材・形選びで困ったときは、経験豊富なスタッフが丁寧にサポートしますので、ぜひお気軽に
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