トートバッグとは?使い方や人気グッズにするために知っておきたい豆知識

トートバッグとは?使い方や人気グッズにするために知っておきたい豆知識

最終更新日:2024.11.05

誰もが一度は耳にしたことがあるトートバッグ。名前は知っていても、実際にどのようなバッグなのか答えられない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、トートバッグの基礎知識と使い方を解説します。多くのブランド・ショップから選ばれるワケやおすすめの素材、選ぶ際のポイントも余すことなくご紹介。オリジナルトートバッグ制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

トートバッグとは?

まずトートバッグの基本的な定義と、それにまつわる豆知識を確認していきましょう。

トートバッグの意味

「トートバッグ」とは、持ち手が付いたカバンの総称です。なお名前の由来となっている「トート(Tote)」とは「運ぶ」「荷物」などを表す言葉であり、実は明確な定義がありません。

サイズ・フォルムのほか、作れる素材も多彩なので、自由に組み合わせてオリジナリティあふれるトートバッグが作れます。

トートバッグの形やサイズ、表記の見方については、こちらの記事をご覧ください。

トートバッグの由来

トートバッグはもともと、アメリカの老舗アウトドアブランド「L.L.Bean」が制作した、大きな氷を運ぶためのバッグが原型だといわれています。その後、使い勝手やデザインを追求して改良されていき、現在ではファッションシーンや通学、ビジネスなど幅広い場面で活用されるようになりました。

トートバッグとハンドバッグの違い

トートバッグの定義には、手持ち・肩掛け・肘かけなどさまざまな長さの持ち手のカバンが含まれます。一方ハンドバッグは、一般的に手持ちを基本とするカバンです。つまりハンドバッグとは、広義にトートバッグの一種だといえます。

トートバッグとエコバッグの違い

エコバッグもトートバッグの一種ですが、主に買い物用に使うものを指します。形やサイズに特に決まりがあるわけではないため、あらゆるトートバッグをエコバッグとして使うことが可能です。

トートバッグの使い方

日常生活だけではなく、さまざまなシーンに活用されている定番グッズのトートバッグ。次は、トートバッグがビジネスシーンでどのような用途に使われているのかをみていきましょう。

物販用オリジナルグッズ

トートバッグは、アパレルや雑貨のオリジナルグッズとしてよく売られています。お客さまの手に取ってもらえるよう、デザインや機能などに多彩な工夫が施されています。

販促ノベルティ

生地や形の種類によっては安価に生産できるトートバッグは、企業やブランドをPRするノベルティにもぴったりのアイテムです。繰り返し使えるため、ユーザーから長期的に愛用してもらえれば多くの集客効果が見込めます。

イベント・説明会の資料入れ

イベントや説明会などでは、資料や粗品などをオリジナルのトートバッグに入れて配布しているのをよく見かけませんか?会場でロゴやオリジナルイラストの入ったトートバッグを持ち歩いてもらうことで、外部の広告塔として活躍してくれます。

記念品

好みのイラストや文字が大きく入れられるトートバッグは、オリジナルの記念品にも最適。企業や学校、部活・サークルなど、さまざまな団体が作る記念品として選ばれています。

トートバッグの5つの魅力

トートバッグがシーンを問わず多くの企業・ブランドがこぞって取り入れている理由は、次の5つの魅力があるからだといえます。

● プリント範囲が広い
● 収納力が高い
● さまざまな使い道がある
● 持ち運びやすい
● 多彩な種類がある

プリント範囲が広い

トートバッグは本体のフロント・バッグともに印刷できる範囲が広く、多種多様なデザインが反映できるアイテムです。存在感が抜群のため、オリジナルのロゴやイラストをプリントすれば、外部へ効率よくアピールできます。

収納力が高い

トートバッグの魅力の一つは、その収納力の高さだといえます。多くのモノが入れられるだけではなく、間口が広く出し入れもしやすいため、プライベートからビジネスシーンまであらゆる場面で大活躍です。

さまざまな使い道がある

トートバッグといえば、実用性のよいグッズの代表格。外出時の持ち物はもちろん、衣類や雑貨、植物のプランターなど幅広い用途に使えるので、いくつ持っていても困りません。

持ち運びやすい

トートバッグは軽くて持ちやすいだけではなく、たたむとコンパクトに収納できるものも多く、エコバッグやサブバッグにもGood。持ち運びもしやすく、重いときは持ち方を変えることで負担が減らせるため、機動性が落ちません。

多彩な種類がある

シンプルに思えるトートバッグですが、素材や生地の厚さ、カラーの選択肢が広く、組み合わせは無限大。用途やニーズ、イメージに合わせてチョイスすれば、ほかにはないオリジナリティあふれるグッズが作れます。

トートバッグにおすすめの素材

トートバッグの生地に使われる素材は多種多様。それぞれの特徴を把握しておくことで、思い通りのトートバッグが作れるはずです。以下で、トートバッグによく用いられる素材とそれぞれの特徴をみていきましょう。

コットン

「コットン」は、綿花から作られた薄手の生地の総称です。その定義は幅広く、さまざまな織り方があります。トートバッグによく使われるのは「シーチング」と「ツイル」の2種類です。丈夫で軽量、単価も安いため、ノベルティなどの販促グッズにぴったりの素材だといえます。

キャンバス(帆布)

「キャンバス」とは、簡単にいうと厚手のコットン生地のこと。綿や麻などを、縦・横交互に平織りした素材です。トートバッグで最もベーシックな生地であり、日本では「帆布(はんぷ)」と呼ばれて親しまれています。非常に耐久性が高く、重いモノを入れても大丈夫。独特のざらっとした触感と素材感のあるナチュラルな風合いから、カジュアルなイメージの企業・ブランドから好まれています。

ポリエステル

エコバッグやサブバッグなど、折りたためるトートバッグの素材としてよく用いられる「ポリエステル」。ポリエチレンテレフタレート(PET)という石油を原料とする、化学合成繊維です。最大の特徴は、その薄さと軽さ。ツルッとした触り心地で、水に濡れても滲みにくくすぐ乾きます。

不織布

「不織布」は、その名のとおり織らずに作られた人工繊維。たくさんの微細な穴の開いた「ポーラス構造」で、透け感はありませんが、毛羽立ちを感じるザラザラした触り心地と羽のような軽さが特徴です。また単価が安く、配布・バラまき用のトートバッグを作る際によく用いられる傾向にあります。

デニム

「デニム」はコットン生地のうち、太い綿糸をツイル織り(綾織り)にした素材を指します。インディゴカラーに染めた糸を縦、白色の糸を横に織って作られており、重みのある丈夫な生地です。使用や洗濯を繰り返すごとに生じる色落ちが独特の味となっており、生地を自分だけのカラーに育てられることから、多くのファンを虜にしています。

ジュート・リネン

「ジュート」や「リネン」は、いずれも麻を原料に作られる繊維です。独特のザラっとした質感が特徴で、通気性と耐久性、吸湿・放湿もバッチリ。自然素材ならではのナチュラルで素朴な風合いとサステナブルな性質から、エコ素材の一つに数えられています。

シャンブリック

「シャンブリック」とは、生地の生産過程で出た端材をリサイクルして作られた再生素材。複数の色を織り混ぜた色味と、生地表面にちりばめられた「ネップ」と呼ばれる小さな糸の塊が、独特のやさしい雰囲気を醸し出しています。ファッション性が高く、元はコットンなので肌触りや機能性も上々。デザインや、ナチュラルな印象にこだわりのあるブランド・ショップ、カフェなどのトートバッグの生地としてよく選ばれています。

メッシュ

「メッシュ」とは、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を網目状に編んだものを指します。目が粗く、透け感が強い素材です。通気性の高さとサラッとした触り心地、爽やかな見た目から、夏素材に最適です。濡れても問題ないので、アメニティやコスメ、バスグッズを入れてセット販売されるケースもあります。

合皮

「合皮」とは、樹脂を原料に皮革を模して作られたフェイクレザーです。量産するオリジナルグッズやノベルティには、本革より安価な合皮製のトートバッグがよく製造されています。見た目は天然皮革に遜色ないものの、経年で劣化していくのが大きな違いです。しかし本革より軽くて手入れも簡単、圧倒的に安価なので、使い勝手のよい素材だといえます。

EVA

「EVA(Ethylen-Vinyl Acetate)」とは、プラスチック素材の一種。軽量で柔軟性・弾力があり、水を一切通しません。加工しやすいため、EVA単体のほか、異素材とミックスさせたトートバッグもよく見かけます。

キルト

「キルト」とは、間に綿を挟んで縫い合わせた生地のことです。小さな端切れを組み合わせ、1枚の布に縫った「パッチワークキルト」などもあります。触るとふんわりしており、断熱材でもある綿が入っているため温かです。カントリーな印象で、子どもの通学用のサブバッグや、レッスンバッグの生地によく使われています。

ボア

「ボア」とは、羊など毛足の長い動物の毛のようなモコモコした生地。アクリルなどの繊維から作られており、保温性が高く冬向きです。大きなバッグより、どちらかというと小さめのバッグの生地にするほうがボアのかわいらしいイメージが活かせます。

PPラミクロス

「PPラミクロス」とは、プラスチックの一種であるポリプロピレンの繊維を布状に織りラミネート加工を施した素材です。レジャーシートのようなパリッとした触感・見た目で軽量かつ丈夫、水を弾きます。トートバッグの生地にすれば個性的な印象になるため、ほかとは違うスタイリッシュなオリジナルグッズ・ノベルティが作りたいときにおすすめです。

適切なトートバッグの選び方

どのようなトートバッグを作るか決めるときは、次の4点を基準に、目的・ニーズに応じたものを選ぶとよいでしょう。

● 形で選ぶ
● 用途に応じて選ぶ
● イメージに合わせて選ぶ
● 使い勝手のよさで選ぶ

形で選ぶ

トートバッグは底マチの形によって複数の形があります。またマチ底のほか、持ち手の長さやデザインもさまざまですので、本体との組み合わせをチェックしてみるのもよいでしょう。

用途に応じて選ぶ

多彩な種類があるトートバッグは、何を入れるかに応じてデザインを選ぶのも一つの手。例えば、モノをたくさん入れることを想定するならマチがしっかりあるタイプがおすすめです。逆に、スッキリ折りたためて持ち運びやすいトートバッグにしたい場合は、マチなしタイプが適しています。

イメージに合わせて選ぶ

トートバッグは、形やサイズ、持ち手の長さでまったく異なる印象になるのがポイント。上品でかわいらしいい印象にしたいなら、サイズと持ち手が小さめでコロンとした形のトートバッグがぴったり。ミニサイズだと女性的になりがちなので、メンズ向けのトートバッグには、大きめで肩にかけられる長さの持ち手のトートバッグが好まれます。

使い勝手のよさで選ぶ

トートバッグのサイズやマチの広さ、持ち手の長さは使い勝手を大きく左右します。実用性重視の場合は、丈夫で軽量な素材で、かさばらず持ちやすいフォルム・持ち手のトートバッグを選びましょう。また、長短2種類の持ち手が付いたトートバッグなら、肩かけ・手持ちの2weyで使えて便利です。

「オリジナルグッズドットコム」トートバッグ人気ランキングTOP5

ここからは「オリジナルグッズドットコム」の豊富なラインナップの中から、人気上位5位にランクインしたトートバッグを一挙大公開します!

適切なトートバッグの選び方

実用性・デザイン性に優れたトートバッグは、物販・販促品やイベントグッズ、記念品などさまざまなシーンで活用できるアイテムです。素材別の特徴を把握し、目的やニーズ、プリントするデザインが反映できるものを選びましょう。 オリジナルトートバッグ・ノベルティの制作時には「オリジナルグッズドットコム」へご相談を!短納期、低価格、名入れ、デザイン作成などあらゆるご要望にお応えする商品・サービスをご用意しましたので、ぜひチェックしてみてください。

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WRITER 向井 章浩

株式会社トランス イーコマース部 マネージャー

ノベルティ・オリジナルグッズ業界で22年の経験を持ち、その間、売上No.1セールスを何度も達成。
仕入れや企画部門でのキャリアを経てオリジナルグッズドットコムを設立。
豊富な知識と経験から、皆様のグッズ制作に役立つコンテンツをお届けします。

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