
企業の防災対策が必要な理由とは?おすすめグッズ・注意点などポイントを解説
最終更新日:2025.08.26
風水害や地震など災害の多い日本では、企業の防災対策が欠かせません。近年では自然災害が激甚化するケースが増えており、災害・防災備蓄の重要性が増しています。各自治体の条例などで求められることも多い企業の防災備蓄は努力義務ではありますが、これからは積極的に備えておく必要があるでしょう。
ただ、備蓄の重要性はわかっていても「何が必要かわからない」など、なかなかスムーズに進まない場合も多いのではないでしょうか。防災備蓄は充実していればいるほど安心である反面、管理が煩雑になりコストもかかるのが難しいところです。
そこで、このコラムでは、企業の防災対策について、必要性・重要性の高い備蓄・おすすめ防災グッズなどを解説します。防災対策のポイントを把握し、重要度の高いものから備えていきましょう。
企業の防災対策が必要な理由

企業における防災対策、特に防災備蓄が求められる主な理由は、次の3つです。
・従業員の安全に配慮する義務があるため
・事業を安定して継続するため
・社会的な信頼を維持するため
どういうことなのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
従業員の安全に配慮する義務があるため
企業には、労働契約法第5条において、労働者の安全への配慮が義務付けられています。この法的な従業員への安全配慮義務を果たす上で、防災対策・防災備蓄が必要です。
従業員がオフィスに出社しているときに被災する可能性は十分にあり、帰宅困難者としてしばらく職場に留まる必要性が出てくるケースも予想されます。こういった状況下で従業員の心身の安全を守る上で、防災備蓄などが欠かせません。
帰宅困難者への対策として3日分の備蓄を求める条例も多いことから、これを目安に備えていく必要があるでしょう。
事業を安定して継続するため
災害が発生後、企業は事業再開に向けた行動を速やかに起こし、安定した事業継続を目指す必要があります。そのためには、復旧要員など職場に従業員が留まれることは必須です。
普段から防災備蓄をしておくことで、多くの従業員が復旧作業に専念することができるようになる結果、スムーズな事業再開が可能になるでしょう。
社会的な信頼を維持するため
企業の防災備蓄は、法的には努力義務に留まります。しかし、だからといって何も備えをせずに、従業員に被害が及んだり事業再開が遅れる結果となったりしては、企業への社会的信頼が損なわれかねません。
従業員の安全性や企業の安定経営に誠実に向き合う企業として、社会・顧客・取引先などからの信頼を維持し続けられることも、防災対策・備蓄に取り組むメリットです。
企業の防災対策に必要なものとは?

企業が防災対策のために備蓄しておきたい防災グッズの代表例として、次のようなものが挙げられます。
水や食料 | ・ペットボトル入りの水 ・乾パンやクラッカー、レトルト食品など保存のきく食品 ・給水用のボトル など |
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トイレ用品 | ・簡易トイレ ・水に流せるペーパー ・ウェットティッシュ など |
衛生用品 | ・綿棒 ・包帯 ・絆創膏 ・タオル類 ・マスク など |
防寒アイテム | ・カイロ ・レインポンチョ、レインコート ・アルミブランケット、アルミシート など |
その他あると役立つグッズ | ・モバイルチャージャー ・ライト ・ラジオ ・ホイッスル ・手袋 ・スリッパ など |
上記のような防災グッズがセットになった防災セットや防災バッグなども、企業の防災対策におすすめです。バッグなどに防災グッズが収納されていると、持ち出し時に便利で保管の場所も取りづらいといったメリットがあります。
企業の防災対策におすすめのグッズ5選
ここでは、企業の防災対策におすすめの防災グッズの具体例を5種類ご紹介します。このような防災グッズは、オリジナルグッズ作成にも最適です。
防災グッズに名入れをして配布することで、防災対策や安全配慮義務に積極的に取り組む企業というイメージをアピールできるでしょう。社会的な信頼やブランディングに役立つのも、防災グッズのオリジナルグッズを作成するメリットです。
オリジナル いつもみまもる・携帯コンパクト防災11点セット
¥767(税込)
緊急簡易トイレ・アルミブランケット・水に流せるペーパーなど、防災対策に欠かせないアイテム11種類のセット。優先度の高い防災グッズを取り急ぎ確保したいときなどに最適です。約220mm×170mmの巾着に収納されており、持ち出し時や保管時などに重宝します。本体に単色印刷でワンポイントの名入れができるのも魅力です。
モシモニソナエル 防災備蓄ボトル7点セット
¥503(税込)
レインポンチョ・ホイッスル・LEDライトなど、もしものときにあると心強い防災グッズばかりを7種類セットにしました。容量630mlの給水ボトルにすべてのアイテムを収納できるため、持ち運びや保管時に便利です。ボトル側面にフルカラー印刷または単色印刷で名入れが可能で、オリジナリティあるグッズの作成にも適しています。
オリジナル LEDライト付モバイルチャージャー2200 Type-C対応
¥1,237(税込)
LEDライトとモバイルチャージャーが1つになった便利な防災グッズ。さまざまなモバイル端末に対応できるType-Cケーブルも付属しています。モバイルチャージャーはスマホ約1回分の充電が可能です。本体にフルカラー印刷または単色印刷で名入れできます。本体のカラーは、ブラック・ホワイトの2色からお選びください。
オリジナル 車載もできる防災キット
¥218(税込)
携帯トイレとアルミブランケットのセット。コンパクトなので車載用品として最適です。防災グッズとしてはもちろん、渋滞時やその他の非常時にも大活躍します。パッケージ裏面には「災害時燃料供給 住民拠点サービスステーション」のQRコードがあり、もしものときにも安心です。パッケージに名刺を差すこともできるので、挨拶回りに配布するグッズにもおすすめです。
オリジナル COBハンディライト
¥577(税込)
φ44mm×140mmのコンパクトサイズが魅力のCOB(Chip on board)ライト。LEDの一種であるCOBはボード上に多数のLEDを配置するので、高輝度で広範囲を明るくできるのが強みです。本体に単色印刷でワンポイントの名入れができます。本体のカラーは、ブラック・シルバーの2色からお選びください。
企業の防災対策における注意点3つ

企業の防災対策として防災グッズを備蓄するときは、実効性のあるものとするために、次のようなポイントを押さえておきましょう。
・適切な数量を確保する
・保管場所に注意する
・定期的に確認し入れ替えや見直しをする
各注意点について、具体的にどのようなところに気を付けるべきなのか、説明します。
適切な数量を確保する
従業員の人数や対応したい日数によって、備蓄すべき防災グッズの数量は異なります。事前に必要な数を把握し、過不足なく準備することが大切です。
BCP(事業継続計画)などとも照らし合わせ、「災害時にどの程度の防災グッズを確保していれば、事業再開に向けた復旧作業に支障が出ないか」についても確認しておきましょう。
保管場所に注意する
備蓄した防災グッズは、必要なときにすぐに取り出せないと意味がありません。保管場所は、災害時でも影響を受けづらい部屋や倉庫を選ぶとともに、保管棚の転倒防止対策などを講じておきましょう。
あわせて、従業員に対し、どのような防災グッズがどこに保管されているのか周知させておくことも大切です。発災時に防災グッズを確実に有効活用できるように手を打っておくのも、重要な防災対策です。
定期的に確認し入れ替えや見直しをする
防災グッズは準備したら終わりではなく、定期的な確認を怠らないようにしましょう。水や食品はもちろん、簡易トイレや電池なども使用期限があるからです。また、事業内容や従業員数の変化によって、必要な防災グッズの種類・数量が変わる場合もあるでしょう。
「1年に1回」などタイミングを決めてチェックし、古くなったものは入れ替え、新たに必要になったものは買い足すなどの措置をしておくことが、実効性を担保するポイントです。
まとめ:企業の防災対策グッズはオリジナルグッズドットコムにおまかせ
企業の防災対策は、従業員の安全配慮や事業の安定継続などの観点から必要性の高い取り組みです。防災グッズを備蓄しておけば、もしものときも安心して復旧作業に専念できます。なお、防災グッズは、オリジナルグッズ作成にも最適です。
オリジナルグッズドットコムでは、名入れが映えるオリジナルグッズ作成が可能な防災グッズを取り揃えています。配布効果の高いオリジナルグッズを作成するなら、ぜひオリジナルグッズドットコムにおまかせください。