【飲食店向け】販促で売り上げアップ!集客力を高める宣伝方法

【飲食店向け】販促で売り上げアップ!集客力を高める宣伝方法

最終更新日:2024.12.06

飲食店の売り上げをアップさせるには、販促施策を駆使し、効果的に宣伝・PRすることが重要だといえます。また、一度は多くの来客があったとしても、それが単発では意味がありませんよね。競争が激化する飲食業界で何度でも訪れたくなるようなお店になるためには、お客様が喜ぶ販促プロモーションが必要です。

今回の記事では、飲食店の販促の仕組みと手法、お客様が喜ぶ宣伝方法を紹介します。販促施策がぐっと面白くなるキャンペーンのアイデアもお伝えしますので、自店の集客に悩んでいる方はぜひご一読ください。

飲食店の販促とは

飲食店の販促とは

まず、飲食店にとって販促とはどのような位置付けなのか、そもそもの意義や重視される理由をもとに考えていきましょう。

販促の意義

「販促」とは販売促進の略語であり、売り上げアップの鍵を握るマーケティング施策です。別名を「セールスプロモーション」といい、自社商品・サービスの魅力を宣伝・PRし、認知度および消費者の購買意欲の向上を図ります。

飲食店に販促が重要な理由

競合が乱立している昨今の飲食業界では、どれほど提供する料理の質やサービスがよくても、存在や魅力を積極的にアピールしなければお客様の目には留まりません。

そこで重要になるのが販促です。消費者に「行ってみたい」「また来たい」と思わせる施策やキャンペーンを実施することで、安定した売り上げが見込めます。

飲食店の販促に大切な3つの指標

飲食店の販促に大切な3つの指標

飲食店の販促においては、次の3つの指標を踏まえた施策の立案・実施が求められます。

● コンセプト
● リピート率
● 販促費

コンセプト

販促では、店舗独自のコンセプトを決める必要があります。コンセプトに一貫性がないと、お店の方向性やアピールポイントがブレてしまい、消費者にうまく伝わりません。統一したコンセプトを設定することで、お店づくりの意思決定が容易になるだけではなく、来店の動機付けにもつながるでしょう。

リピート率

飲食店の経営において、リピート率を上げられるかどうかが成功の鍵を握るといっても過言ではありません。一時的に集客できたところで、リピートにつながらなければそのうち売り上げも頭打ちになってしまうでしょう。リピートを促進する販促施策を実施することで、継続的な集客が実現するはずです。

販促費

いくら飲食店の経営に販促が重要だといっても、際限なくコストをかけていては、いずれ赤字になってしまいかねません。飲食店における理想的な販促費の相場は、売り上げの3%〜5%程度。赤字のときは、販促に最大限のコストを割り振ることが売り上げアップの秘訣だといわれています。

飲食店に適した販促方法の選び方

飲食店に適した販促方法の選び方

自店の販促施策を検討する際、以下4つのポイントを基準にすることで効果的な方法が見つかるでしょう。

● 目的に応じて選ぶ
● ターゲットに合わせて選ぶ
● 予算で選ぶ
● 面白い販促事例を参考に選ぶ

目的に応じて選ぶ

販促施策では、まずその目的を明らかにしましょう。例えば、新規顧客の開拓と、リピーターの獲得では取り組むべき販促方法が異なります。あらかじめ何を目的にするのかを定めておくことで、適切な手法が選べるようになるでしょう。

ターゲットに合わせて選ぶ

売り上げアップと一口にいっても、どの層を対象にしているかどうかで効果の出やすい販促施策が変わります。年齢・世代や性別、主義・嗜好などによって、好ましく感じることやよく利用するツールもさまざまだからです。店舗のターゲット層をもとにペルソナ(仮想ユーザー像)を設定し、それに合わせた販促方法を考えてみてください。

予算で選ぶ

販促には多種多様な手法があり、それにかかる費用も千差万別です。いくら効果的でも、コストがかかりすぎては経営を圧迫しかねません。前述のとおり売り上げの5%を上限に予算を立て、それに見合う販促方法のうち最も効果的なものを選びましょう。

面白い販促事例を参考に選ぶ

たとえ似たようなメニュー・サービスでも、販促方法によって消費者に与える印象操作が可能です。現在、さまざまな飲食店が独自の販促を行っています。まったく同じ販促施策を模倣するのはNGですが、あくまで参考にするだけならOK!販促のコンセプトや方向性を決めるヒントにもなりますので、有名な競合の販促事例をチェックしてみてください。

【目的別】お客様が喜ぶ飲食店の販促アイデア

【目的別】お客様が喜ぶ飲食店の販促アイデア

販促にはさまざまな手法があり、オリジナルの販促方法を考えるのは難しいですよね。そこで以下では、飲食店の集客の要となる新規開拓とリピーター獲得の2つの目的ごとに、おすすめの販促方法のアイデアを紹介します。

新規開拓

新規顧客の開拓を目的とする販促プロモーションには、次の手法が効果的です。

● 広告出稿
● プレリリース
● ウェブサイト・ブログ制作
● SNS運用
● 口コミマーケティング
● インバウンド対策
● 限定・目玉商品の開発
● 物販

広告出稿

販促といって、多くの方が思い浮かべるのが広告の出稿でしょう。特に地域住民への訴求効果が高く、注目度を高め、新規顧客の獲得につながりやすい販促方法です。新聞等への掲載や折り込み、ポスティングのほか、街頭配布や近隣店舗への置きチラシなど、さまざまな手段があります。

プレリリース

プレリリースとは、商品やサービス、キャンペーンなどのスタート前に、メディアへ情報を掲載することです。地域情報を紹介するメディアやフリーペーパーなどの一角に時点の宣伝を掲載すれば、多くの関心が集められるでしょう。

ウェブサイト・ブログ制作

消費者は多くの場合、気になった店舗の雰囲気やメニューなどを確認したいと考えるものです。時点のウェブサイトやブログを運営し、基本情報やキャンペーンなどの詳細を掲載すれば、消費者の来店意欲を刺激できます。
また、飲食店の情報をインターネットで収集する際、ジャンルや利用条件などに関する特定のキーワードで検索するユーザーも少なくありません。こうしたキーワードを対策することを「SEO」といい、ウェブサイトの各ページやブログ記事の内容に盛り込むことで、検索時の上位表示が狙えます。

SNS運用

SNSは、現代のマーケティングに不可欠なツールの一つ。飲食店を探す際、多くのユーザーがTwitterやInstagramをはじめとするSNSを利用しています。店舗のアカウントを作成し、メニューや店内の写真などを添えて発信すれば、幅広い世代・地域のユーザーに訴求できるはずです。

口コミマーケティング

インターネットが普及した現代において、多くの消費者は自らの購買行動を決定する際、飲食店の情報提供サイトの口コミを参考にしています。ただし、サイトに登録しただけでは口コミが増えないケースも多いので、投稿を促すイベント・キャンペーンを同時に実施することが大切です。
また、口コミは集客につながる反面、客離れの要因にもなりかねません。そのため、情報サイトに掲載された後は、メニューやサービスにこれまで以上に細心の注意を払いましょう。

インバウンド対策

インバウンドとは、訪日外国人観光客のこと。現在、日本では国を挙げてインバウンド回復に力を入れており、旅行・観光業と関連の深い飲食業も対策が急務となっています。飲食店のインバウンド対策のポイントは「見つけやすさ」と「快適さ」の2つ。インターネットやSNSへの積極的な情報掲載やネット予約の導入など、世界中のどこからでも見つけられ、意思決定を促すような取り組みを行いましょう。また、メニュー・ポップなどの多言語表示や店内のフリーWi-Fi設置など、外国人の方が快適に過ごせる環境づくりを徹底することで、高評価の口コミや話題につながるはずです。

限定・目玉商品の開発

多くの飲食店がある中で、来店の決め手となるものといえば限定商品や目玉商品。「今だけ」「ここでしか食べられない」という希少性が消費者の購買意欲をくすぐります。独自の新メニューの開発はもちろん、各種広告やインターネット・SNSなどを駆使して宣伝することも重要です。

物販

魅力的なオリジナルグッズは、来店の動機付けの一つ。購入目的の新規顧客のほか、グッズ持参と組み合わせたサービスの展開により、顧客ロイヤルティの向上とリピーターの創出につながります。オリジナルグッズ制作で大切なのは、SNS映えするデザインと実用性。オリジナルのイラスト・ロゴで興味を引くデザインにしつつ、使い勝手の良さも重視したアイテムを考えましょう。

リピーター獲得

リピーターの獲得のための販促施策の代表例は、次のとおりです。

● メールマガジン・DM
● 会員制度
● クーポン配布
● メニュー・サービスの見直し
● アプリの活用
● 環境整備
● イベント・キャンペーン
● ノベルティ配布

メールマガジン・DM

メールマガジンやDMは、既存客の再来店の促進に効果が期待できます。新メニュー・サービスの告知を定期的に行うことで、顧客に店舗の存在を思い出させ「また行ってみようかな」という気持ちを呼び起こします。また、誕生日などにメッセージとそれに付随するサービスの情報を送付することで特別感を演出すれば、反応率も高まるはずです。

会員制度

会員制度は、顧客の囲い込みに効果的。会員登録やメンバーズカードの発行で顧客の個人情報が得られるので、それを活用した販促キャンペーンも実施できます。会員を対象に、アンケートを実施するのも商品・サービスの質の向上につながるでしょう。

クーポン配布

リピーターの獲得に欠かせない販促対策といえば各種クーポンです。次回来店時に使える割引やおまけメニューなどのクーポンを配布することで、顧客の再来店と満足度の向上が見込めるでしょう。また「◯円以上で使える」などの使用条件を付与することで、客単価のアップも狙えます。

メニュー・サービスの見直し

新規顧客の来店はあっても、リピートにつながらない場合は、提供するメニューやサービスに問題があるのかもしれません。来店時のアンケートの実施や口コミをチェックして自店の課題を見つけ、今後の方向性に反映させてみてください。例えば、近年はテイクアウト需要も増えているので、それに対応したメニューやサービスを充実させてみるのもおすすめです。

アプリの活用

アプリは、メンバーズカードやメールマガジン・DMの代わりになるほか、予約などにも活用できる優れものです。実際に、多くの飲食店がLINE公式アカウントや独自のスマホアプリを販促に利用しています。利用料が無料のアプリもあるので、目的やターゲット、予算に応じたアプリを運用してみましょう。

環境整備

目的やターゲットに合わせたお店づくりは、リピーターの獲得に欠かせません。インテリア・エクステリアのレイアウトはもちろん、コンセントの増設やフリーWi-Fiの設置など、利用者が居心地のよい環境を作りましょう。
またお店づくりの方向性は、目的やターゲットに合わせて決めることも大切です。「長い時間を快適に過ごせる」「回転率を上げて1日あたりの利用客を増やす」など、自店が何を目指すのかを考えたうえで適切な環境を整えるようにしてみてください。

イベント・キャンペーン

既存顧客の再来店を促したいなら、イベントやキャンペーンを催すのも一つの手です。常に同じメニュー・サービスを提供することは一種のブランディングになるものの、飽きられる原因になるかもしれません。目新しいメニューやサービスを定期的に提供することで、新鮮味が生まれ、来店意欲を刺激できます。

ノベルティ配布

周年記念やキャンペーンなどでのノベルティ配布は、既存顧客の満足度と帰属意識を高める販促対策です。再来店のきっかけになるだけではなく、SNSによる拡散効果も期待できます。ノベルティの定番は、低単価のトートバッグ・エコバッグやポーチなど。ボトル・タンブラーやマグカップ、ランチグッズなど、飲食店ならではのアイテムをノベルティにするのもおすすめです。デザインプリントやロゴ入れで、オリジナリティ溢れるノベルティを制作・配布しましょう。

飲食店の販促でやりがちなNGプロモーション事例

飲食店の販促でやりがちなNGプロモーション事例

ここまで飲食店の販促の重要性やさまざまなアイデアをお伝えしてきましたが、やみくもな実施は逆効果です。ここからは、販促でやってはいけないNGプロモーションのうち、よくある3つの事例を解説します。

不特定多数に向けた宣伝

ひとそれぞれ嗜好や考え方が異なるため、不特定多数へ向けた宣伝は誰の心にも響きません。自店のターゲットを明らかにし、その好みに合うプロモーションを行うことこそ販促につながります。

ワンパターンの販促方法

販促でよくみられるのが、ワンパターンの宣伝・PR。変わり映えのしない販促の実施は飽きられやすいだけではなく、しつこいと思われかねません。販促のバリエーションを増やすほか、効果測定をもとに施策を定期的に見直し、より効果的な方法を模索するよう心がけてください。

実態にそぐわない誇大広告

販促において絶対にNGなのが誇大広告。実態とあまりに違う内容を宣伝すると、顧客の不信感をあおり、客離れを促してしまいます。また、口コミで悪評が広まると、リピーターはおろか、新規顧客も来なくなってしまうでしょう。多少の脚色はよくあるかもしれませんが、あくまで実際のメニューやサービスにもとづく情報をPRしましょう。

まとめ:【飲食店向け】販促で売り上げアップ!集客力を高める宣伝方法

飲食店が効率的かつ継続した集客を図るには、販促対策が欠かせません。販促にはさまざまな方法がありますので、目的・ターゲットや予算、有名な事例も参考にしつつ、複数の施策を組み合わせて独自のプロモーションを考えましょう。

オリジナルグッズ・ノベルティの制作も、効果的な販促対策の一つです。グッズ制作のご注文・ご相談は オリジナルグッズドットコムへ!充実のラインナップとサポートサービスで、販促に役立つアイテムがきっと見つかるはずです。まずはお得がいっぱいの 無料会員登録から、この機会にぜひご検討ください。

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WRITER 向井 章浩

株式会社トランス イーコマース部 マネージャー

ノベルティ・オリジナルグッズ業界で22年の経験を持ち、その間、売上No.1セールスを何度も達成。
仕入れや企画部門でのキャリアを経てオリジナルグッズドットコムを設立。
豊富な知識と経験から、皆様のグッズ制作に役立つコンテンツをお届けします。

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