オリジナルTシャツの作り方とは?プリント方法の違いや注意点も解説

オリジナルTシャツの作り方とは?プリント方法の違いや注意点も解説

最終更新日:2024.02.19
グッズ制作を考えるとき、定番といえるのがオリジナルTシャツの制作です。センスの良いオリジナルTシャツを作ることで、企業や店舗の宣伝になるだけではなく、購入したお客様が店舗や企業のファンになってくれるかもしれません。
しかし、Tシャツのデザインや注文の手順がわからない方も多いのではないでしょうか?また、どのくらいの費用がかかるのかも気になるポイントです。
今回は、オリジナルTシャツの作り方をわかりやすく解説します。おすすめのデザイン例も紹介していますので、ぜひご覧ください。

オリジナルTシャツの作り方

オリジナルTシャツの作り方

オリジナルTシャツの作り方には、大きく分けて次の2つの手法があります。

● プリンターやキットで自作する
● 専門業者へオーダーする

それぞれの作り方の特徴をみていきましょう。

プリンターやキットで自作する

布への印刷が可能なプリンターや作成キット、ステンシルシートなどがあれば、オリジナルTシャツを簡単に自作できます。材料が安価で揃うため、制作費用を抑えられるでしょう。ただし、きれいな仕上がりを目指すには一定の経験やスキルが必要になり、慣れていないと失敗の可能性が高くなります。また、自作による制作は手間がかかるため、大量生産には向いていません。

専門業者へオーダーする

高品質かつ大量のオリジナルTシャツを手軽に作成するなら、専門の業者でのオーダーメイドがおすすめです。illustratorやPhotoshop等のデザインソフトを使用して図案を作成し、データ入稿が完了したら納品を待つだけで完成です。自分でデザインするのが難しい方には、専用の作成アプリケーションやデータ制作サービスも提供されているため、慣れていない方でも安心して制作できるでしょう。

オリジナルTシャツの主なプリント方法

オリジナルTシャツの主なプリント方法

オリジナルTシャツのプリント方法は、主に以下3つがあります。
・アイロンプリント
・シルクスクリーン
・インクジェット
それぞれ印刷するデザインやTシャツの素材によって向き・不向きがあるため、違いを正しく把握しておきましょう。

アイロンプリント

手芸用品店や100円均一ショップで売られている「アイロンプリントシール」を使う印刷方法です。なお、アイロンプリントは、専門業者による「熱転写」と同じ原理が使われています。注意点として、コットンの比率が50%以上の素材には、アイロンプリントは使えません。また「中抜き」ができないため、「○」や「A」など文字や図の中に空間のあるデザインには不向きだといえます。

シルクスクリーン

シルクスクリーンとは、メッシュ状になった版に開けた孔にインクを刷り込む印刷方法です。布への単色印刷方法の中では、最も一般的な手法だといえます。広範囲に鮮明に印刷できるため、大量に印刷する際の1枚あたりのコストが抑えられるでしょう。その反面、少量印刷の場合には割高になる傾向があるため、印刷枚数と予算を踏まえて検討する必要があります。また、シルクスクリーンでは、細かいデザインは再現できません。
シルクスクリーン印刷のくわしい仕組みについてはこちら

インクジェット

インクジェットとは、専用のプリンターでインクを対象物に直接噴射し、UV光を当てることでプリントを定着させる方法です。フルカラーやグラデーションにも対応可能であり、色鮮やかなデザインをプリントできます。版の作成が不要なため、少量生産にもぴったりです。しかし、デザインの再現性が比較的高いものの、極めて細かい文字やイラストの印刷には向いていません。
インクジェット印刷の詳細はこちら

オリジナルTシャツを作る手順

オリジナルTシャツを作る手順

オリジナルTシャツを専門業者で作る際は、一般的に下記の手順で進めます。簡単な5ステップで作れるので、ぜひ検討してみてください。

1.Tシャツの種類を選ぶ

まず、予算や目的に応じて、どのような形・素材のTシャツを選ぶかを決めます。Tシャツの種類によって印刷できる範囲が異なるため、デザインを考える前に決めておくほうがよいでしょう。

2.デザインを入稿する

次に、オリジナルデザインを作成します。Tシャツのデザイン方法は、主に以下3つです。

● 手描き
● デジタルデータ
● テンプレート

デザインが完成したら、指定のテンプレートを基に、プリントする場所やサイズを指定します。

3.印刷方法を決める

前章で解説したプリント方法から、印刷方法を決定します。制作数やデザインの内容などによって、適した方法を選びましょう。Tシャツの色をカラーや黒などにしたい場合は、Tシャツ本体への色の影響を抑える効果がある「白引き」を行うこともおすすめです。
依頼する業者によって、取り扱っているプリント方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。

4.見積もり・注文

続いて、注文内容・納期・見積もり金額の3点を確認します。問題なければ注文に進んでください。

5.校正確認・印刷

注文データから作成された校正もしくはサンプルで、仕上がりを確認しましょう。校了後は、注文した個数分の印刷が行われます。

オリジナルTシャツのデザイン例3選

オリジナルTシャツのデザイン例3選

オリジナルTシャツを作るなら、お客様に喜んでもらえるようセンスの良いデザインに仕上げたいですよね。しかし、いざデザインするとなるとアイデアが浮かばない方も多いでしょう。そこで以下では、手軽におしゃれになるデザイン例をご紹介します。

写真をプリントする

イラストや文字だけではなく、モチーフの写真や人物写真のプリントはおしゃれな印象がアップするでしょう。コラージュ写真のプリントも、オリジナリティあふれるTシャツになります。

刺繍・ワッペンなどでアレンジする

イラスト・文字を印刷したTシャツに、刺繍やワッペンでアレンジを加えてみてはいかがでしょうか?手間がかかりますが、より特別感のある仕上がりになります。

色相関を取り入れる

色には、同系色や補色など「色相環」と呼ばれる概念があります。色相環のバランスを取り入れたデザインを採用することで、オリジナルTシャツになるでしょう。統一感を出したいなら同系色、際立たせたいポイントに補色を使うというように工夫してみてください。

オリジナルTシャツ作成時に押さえておくべき3つのポイント

オリジナルTシャツ作成時に押さえておくべき3つのポイント

アイデア次第でさまざまなオリジナルTシャツが作れますが、制作時に抑えておくべき3つのルールが存在します。以下にそれぞれくわしく解説していますので、オリジナルTシャツを作る際はご留意ください。

著作権・肖像権の侵害に気をつける

既存のキャラクターやイラストは、むやみに模写・模倣してはいけません。創作・商業用イラストや写真は、著作権や肖像権の保護対象のためです。また、曲の歌詞や文学作品・ドラマのセリフ、似顔絵の描写なども同様に著作権があります。許可なく商業目的で引用した場合、権利を侵害したとして訴えられかねません。

入稿データの形式や色に注意する

デザインソフトを使って入稿データを作成する際は、ファイルの形式や色の指定を必ず確認してください。印刷手法によってはプリントできないカラーがあるほか、モニターなどで確認した色の仕上がりがイメージとは異なる可能性があります。また、白い布地に同色系でプリントする場合などは、デザインが見づらくなりがちです。最終的な印刷の前に、サンプルで印刷する素材との色のバランスをチェックしたほうがよいでしょう。

校正・修正の回数と納期を確認する

オリジナルTシャツ作成をオーダーする場合、サービスによっては校正・修正の回数に限りがあります。校正・修正のたびに料金がかかると、作成費用がかさむかもしれません。また、あらかじめ納期が定められているサービスが多いため、余裕のあるスケジュールで発注することが大切です。

オリジナルTシャツのおすすめ3選

オリジナルTシャツは、デザインはもちろんベースとなるアイテム選びも重要です。以下では「オリジナルグッズドットコム」イチオシの3つの商品を紹介しますので、デザインを活かせるTシャツを選ぶ参考にしてください。

オリジナル カスタムデザインコットンTシャツ 5.6オンス【30個~】

¥522(税込)

ファンの日常に寄り添うステンレスサーモタンブラー。保温・保冷機能で飲み物を最適な温度に保ちます。フルカラー印刷により、アーティストの鮮やかなビジュアルを施すことができ、ファンの手元で輝き続けるアイテムです。イベントのグッズや記念品として最適。日常使いから特別な場面まで、いつでも身近に感じてもらえます。

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オリジナル 4.7オンス ドライシルキータッチ Tシャツ

¥583(税込)

持ち歩きやすいサイズ感のアクリルキーホルダー。高精細なフルカラー印刷で、キャラクターやロゴを鮮明に表現。クリアな素材感がカラフルなデザインを一層引き立てます。オリジナルの形状にできるため、あらゆるデザインに対応し、ファングッズとして人気です。

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オリジナル 5.6オンス ビッグシルエットTシャツ

¥984(税込)

環境に優しいキャンバストート。シンプルで耐久性のキャンバストートは、日常使いはもちろんのこと、イベントやライブのお土産としても最適。フルカラー印刷による鮮やかなビジュアルで、コンセプトデザインを大胆に伝えます。機能性とファッション性を兼ね備え、ファンのライフスタイルに溶け込むアイテムです。

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その他のオリジナルTシャツはこちら

オリジナルTシャツ作りの初心者にはオーダーがおすすめ!

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以上、オリジナルTシャツの作り方とプリント方法による特徴の違いをご紹介しました。デザイン例や作成時の注意点、具体的なおすすめアイテムもお伝えしましたので、オリジナルTシャツの制作イメージがご理解いただけたのではないでしょうか。著作権や肖像権、入稿・注文時のルールさえ守ればデザインやアレンジは自由自在、初心者の方でも簡単におしゃれなオリジナルTシャツが作れます。

ショップのオリジナルグッズとしてTシャツを制作するなら、当サイト「オリジナルグッズドットコム」へおまかせください。豊富な商品展開、手軽な手順で、ハイセンスなオリジナルTシャツがあっという間に完成します。無料会員登録でさらに便利かつお得にご利用いただけますので、この機会にぜひご検討ください。

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WRITER 向井 章浩

株式会社トランス イーコマース部 マネージャー

ノベルティ・オリジナルグッズ業界で22年の経験を持ち、その間、売上No.1セールスを何度も達成。
仕入れや企画部門でのキャリアを経てオリジナルグッズドットコムを設立。
豊富な知識と経験から、皆様のグッズ制作に役立つコンテンツをお届けします。

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※1箇所印刷・校正無しの場合

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08/07(水)
フルカラー印刷
08/09(金)
クイック1色印刷
07/31(水)

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