ノベルティとは?制作フロー・注意点・人気カテゴリなどをまとめて解説

ノベルティとは?制作フロー・注意点・人気カテゴリなどをまとめて解説

最終更新日:2024.10.31
#マーケティング

ノベルティとは、企業・ブランド・商品のイメージや認知度の向上などを目的として、無料で配布するアイテムのことです。ノベルティは、イベントや展示会、街頭で配布するほか、商品購入時のおまけとして付けることもあります。

イメージアップのためノベルティを配布する企業は多いので、他社と差別化し配布効果を高めるには、受け取った側の印象に残るノベルティグッズを作ることが欠かせません。そのためには、ノベルティの意味や配布効果、人気のあるカテゴリなどの基本を押さえておくことが大切です。

今回は、ノベルティについて、基本的な知識や制作フロー・注意点・おすすめの人気カテゴリなどを解説します。喜ばれるノベルティグッズを制作し配布するためにも、ポイントをしっかりと確認しておきましょう。

ノベルティとは?意味や効果を解説

ノベルティ(novelty)とは、イメージアップや認知度向上といった目的から、企業などが無料配布するグッズ類のことです。なお、「novelty」は、目新しさや珍しさを意味します。 ノベルティとして配布されるグッズは、多岐にわたります。例えば、下記のようなグッズが、人気のあるノベルティの代表例です。


・ポケットティッシュやウェットティッシュ
・ボールペンやクリアファイルなどの文房具
・エコバッグやトートバッグといったバッグ類
・ボトルやタンブラーのような容器
・バッテリーやケーブルといったモバイル端末周辺機器

ここでは、このようなノベルティを配布する意味や効果は何か、販促品や記念品とはどう違うのか、といった基本的なポイントについて確認しておきましょう。

ノベルティを配布する効果

ノベルティを配布すると期待できる効果は、主に次の3つです。


・イメージアップやブランディング
・認知度向上
・集客や顧客の囲い込み

企業やブランドのイメージに合ったおしゃれなノベルティを配布すると、受け取った側に良い印象を持たせ、ブランド価値を高めることができます。

また、名入れしておくことで、知らず知らずのうちに社名やブランドロゴなどを目にする機会が増えるので、自然に認知度を向上させられるでしょう。

新規・既存を問わず、顧客に実用性の高いノベルティを配布することで、購買意欲を高めたり他社と差別化を図ったりすることも可能です。

ノベルティを配布する効果

ノベルティを配布すると期待できる効果は、主に次の3つです。


・イメージアップやブランディング
・認知度向上
・集客や顧客の囲い込み

企業やブランドのイメージに合ったおしゃれなノベルティを配布すると、受け取った側に良い印象を持たせ、ブランド価値を高めることができます。

また、名入れしておくことで、知らず知らずのうちに社名やブランドロゴなどを目にする機会が増えるので、自然に認知度を向上させられるでしょう。

新規・既存を問わず、顧客に実用性の高いノベルティを配布することで、購買意欲を高めたり他社と差別化を図ったりすることも可能です。

販促品とノベルティの違い

販促品は、無料でグッズを配布するという点ではノベルティと同じですが、配布目的が異なります。ノベルティは認知度向上やブランディングを主たる目的とするのに対し、販促品は特定の商品・サービスを購入してもらうことが主な目的です。

そのため、ノベルティは社名やロゴを印刷するのが一般的であるのに対し、販促品ではロゴなどは印刷しないことが多く実用性重視のアイテムを配るという違いがあります。

記念品とノベルティの違い

記念品とノベルティの大きな違いも、配布の目的です。記念品はアニバーサリーなどを記念してお祝い的な意味合いで配布するのに対し、ノベルティはPR目的で配ります。記念品はお祝い的な意味合いがある分、ノベルティよりも価格帯が上がる傾向にあります。

ノベルティ制作のフロー

何となく選んだグッズにロゴや社名を入れて配るだけでは、ノベルティの配布効果を十分に得ることはできません。効果の高いノベルティを制作するには、ポイントを押さえてグッズを制作することが大切です。

ポイントを押さえて制作するには、次のような手順で進めていくのがおすすめです。


・【ステップ①】配布の目的・ターゲットを決める
・【ステップ②】予算や必要な個数・時期を把握する
・【ステップ③】ニーズや季節を踏まえてアイテム選定
・【ステップ④】デザインや印刷について決める

以下で、各ステップについて、もう少しわかりやすく解説します。

【ステップ①】配布の目的・ターゲットを決める

最初にノベルティを配布する目的やターゲットを決めましょう。配布目的が「認知度アップか、ブランディングか」などによって、適したアイテムやデザインは変わるからです。また、ターゲットの年齢層や性別、ライフスタイルなどによっても、貰って嬉しいと感じるものは異なります。目的・ターゲットを明確にして、アイテム選定やデザインの精度を高めましょう。

【ステップ②】予算や必要な個数・時期を把握する

アイテムを探し始める前に、予算や必要な数、今後のスケジュール感を把握しておきましょう。予算と必要個数に応じて、選べるアイテムのカテゴリは異なります。またスケジュールによって、「どの程度の納期に設定すべきか」「デザインにどれだけ時間をかけられるのか」などが決まるからです。

【ステップ③】ニーズや季節を踏まえてアイテム選定

予算やスケジュールなどを把握できたら、いよいよアイテムを選定します。配布目的に合うかどうか、ターゲットの具体的な利用シーンが想像できるか、といった観点から適切なものを選びましょう。

季節感のあるアイテムは喜ばれやすいので、可能であれば、素材・色味・グッズの種類を季節に合ったものにするよう心がけるのがおすすめです。例えば、暑い時期は涼を感じられるもの、寒い時期は温かみを感じるものを、それぞれ選ぶとPR効果を高められます。

【ステップ④】デザインや印刷について決める

アイテムが選定できたら、社名やロゴ、オリジナルデザインなどの印刷について決めます。印刷の色味は単色かフルカラーか、どの範囲に印刷するのか、なども検討しておくとよいでしょう。

印刷でオリジナリティを出すことで宣伝効果を高めたり、他社との差別化を図ったりできるので、できるだけ印刷が映えるアイテムや色味を選ぶことをおすすめします。

ノベルティ制作時の注意点

高価すぎるノベルティや知的財産権を侵害するノベルティは、法律違反になる可能性があるので注意が必要です。具体的に、どのような点に注意が必要なのかを把握し、アイテム選びやデザインの検討時に留意しておきましょう。

【注意①】高額すぎるノベルティ

購入者や来店者などの全員に配布するノベルティは、景品表示法の「総付景品」に該当するので、景品表示法のルールに従って配布しましょう。具体的には下記の通り、商品・サービスなどの価格に応じて配布できるノベルティの最高額が決まっています。


・取引価額1,000円未満:景品類の最高額は200円まで
・取引価額1,000円以上:景品類の最高額は取引価額の2/10まで

・消費者保護のための法律
・商品やサービスについて、実際より過度に良く見せたり、過剰な景品で消費者に購入させて不利益を被らせることを禁じている

参考:景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)とは?消費者庁「 景品表示法

【注意②】知的財産権を侵害するノベルティ

知的財産権(著作権・商標権など)を侵害するノベルティは、知的財産権基本法16条等に基づき処罰の対象になります。自社のオリジナルではないロゴ・キャラクター・写真・デザインなどを勝手に使用すると、権利侵害になるため注意が必要です。

・知的財産権の基本理念や保護などに関する基本方針などを定めた法律
・著作権や商標権など個別の知的財産権に関する法律は、また別にある
・第16条では、知的財産権侵害があった場合、没収や必要な措置を講じる旨が書かれており、詳しい罰則などは各権利の法律で定められている

参考:知的財産権基本法とは?特許庁「 知的財産権について

ノベルティの人気カテゴリ3選

ノベルティにはさまざまな種類がありますが、特に受け取る側に喜ばれやすいのは、実用性が高いアイテムや、おしゃれなデザインのものなどです。日常的に使えるものや必要なもの、思わず使いたくなるものなどを貰うと、誰しも嬉しくなり好印象を持ちます。その結果、ノベルティの配布効果を高めることにつながるでしょう。
ここでは、このような条件を満たす代表例である「エコバッグ」「タンブラー・ボトル・マグカップ」「モバイルバッテリー・チャージャー」の3つのカテゴリをご紹介します。

エコバッグ

買い物時にレジ袋の代わりに使うエコバッグは、ノベルティとして人気が高く、おすすめのカテゴリです。エコバッグは、誰もが日常的なシーンで使え、サブバッグなどとしても利用できる実用性の高いアイテムだからです。

また、素材やカラー・デザインが豊富で、おしゃれなものも選べます。さらに、印刷範囲が大きく、オリジナルデザインを目立たせやすいのも魅力です。

オリジナルのエコバッグ・トートバッグについて詳しくは、 こちらをご覧ください。

タンブラー・ボトル・マグカップ

タンブラー・ボトル・マグカップも、もらって嬉しいノベルティの代表格です。プライベートでも仕事中でも使え、いくつあっても使い道があるからです。

また、最近では飲み物のテイクアウト時にマイボトルを持参する機会が増えたことで、特に蓋つきタンブラー・ボトルの需要が高まっています。

ワンポイントでロゴを入れるだけでおしゃれに仕上がるのも、ノベルティとして魅力的です。

タンブラー・ボトル・マグカップについて詳しくは、 こちらをご覧ください。

モバイルバッテリー・チャージャー

近年、モバイルバッテリー・チャージャーは、スマホやタブレットなどモバイル端末を使う層にとっての必需品です。外出時はもちろんのこと、防災グッズとしての需要も高いので、ノベルティとして人気があります。広範囲に印刷しやすく、オリジナルデザインが映えやすいのもポイントです。 モバイルバッテリー・チャージャーについて詳しくは、 こちらをご覧ください。

オリジナルグッズドットコムにおまかせ

ノベルティとは、イメージアップや認知度向上といった目的から、企業などが無料配布するグッズ類のことです。配布する目的やターゲットを具体的にイメージして、ニーズに合致するノベルティを制作することで、宣伝効果を高められます。

オリジナルグッズドットコムでは、ノベルティグッズの制作に適したオリジナルエコバッグを、豊富に取り揃えています。デザインやアイテム選びなどのご相談も承っておりますので、グッズ制作を検討中なら、ぜひ、オリジナルグッズドットコムまでお気軽にお問い合わせください。

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WRITER 向井 章浩

株式会社トランス イーコマース部 マネージャー

ノベルティ・オリジナルグッズ業界で22年の経験を持ち、その間、売上No.1セールスを何度も達成。
仕入れや企画部門でのキャリアを経てオリジナルグッズドットコムを設立。
豊富な知識と経験から、皆様のグッズ制作に役立つコンテンツをお届けします。

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